ホンソメワケベラに擬態して詐欺をはたらく魚(テキスト版)
皆さん、こんばんはこんにちわ!
ちょぼ先生です。
今日は、海の生き物たちの面白い生態についてお話したいと思います。 水族館でよく見かけるホンソメワケベラって知ってますか?他の魚の体についた寄生虫などを食べてくれる、いわば海の掃除屋さんとして有名ですよね。
ところが、そんなホンソメワケベラにそっくりな姿で、ずる賢いことをする魚がいるんです!それがニセクロスジギンポ!
ホンソメワケベラってどんな魚?
ホンソメワケベラは、体の模様が特徴的で、他の魚に近寄って掃除をすることで、自分自身も身を守り、餌もゲットできるという、まさにwin-winの関係を築いています。
ニセクロスジギンポの巧みな詐欺行為
ニセクロスジギンポは、ホンソメワケベラそっくりの姿と動きで、他の魚を騙します。ホンソメワケベラがするように、掃除をする素振りを見せ、近づいてきた魚を安心させます。そして隙を見て、魚の皮膚やヒレをカジり取るという、なんとも悪巧み!
どこが違うの?見分け方教えます!
ホンソメワケベラとニセクロスジギンポ、見分けるのはなかなか難しいですが、口の形に注目すると違いが分かります。ホンソメワケベラの口はほぼ一直線なのに対し、ニセクロスジギンポの口は少し下向きになっているんです。
自然界での謎
水族館ではニセクロスジギンポの詐欺行為がよく観察されますが、自然界ではどうなのかはまだよく分かっていません。もしかしたら、飼育環境で身につけた特殊な能力なのかもしれません。
まとめ
ホンソメワケベラとニセクロスジギンポの物語は、自然界の生き物たちの知恵と戦略の奥深さを教えてくれます。一見平和に見える海の中にも、こんなドラマが繰り広げられていると思うと、海の世界がますます面白く感じませんか?
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