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キリンの首の骨は、実は人間とほぼ同じ!?(テキスト版)

みなさん、こんにちはこんばんわ!
ちょぼ先生です。
今回は、誰もが一度は疑問に思ったことがあるであろう、あの長い首を持つキリンの秘密に迫りたいと思います!

キリンといえば、動物園の人気者。 高い木の葉っぱを食べる姿は、まさにサバンナの象徴ですよね。 でも、ふと疑問に思いませんか? 「あんなに首が長いのに、骨の数ってどうなってるんだろう?」って。

実は…なんと…私たち人間と、キリンの首の骨の数は、ほぼ同じなんです!! え、マジ!?って思いますよね? 私も初めて知った時は、本当にびっくりしました!

哺乳類のルール:首の骨は7つ!

哺乳類の首の骨(頸椎)は、基本的に7つと決まっているんです。 これ、体の大きさとか首の長短に関係なく、ほとんどの哺乳類に共通するルールなんですって。 犬も、鹿も、猪も、馬も、象も…そして、あの首の長いキリンも! みんな7つの首の骨を持っているんです。

キリンの首の秘密:8番目の「首の骨」!?

でも、キリンの首は明らかに他の動物と違いますよね? その秘密は、2016年に東京大学の研究チームによって明らかにされました。 なんと、キリンは首と胴体をつなぐ「第一胸椎」という骨を、首の骨のように使っていることが分かったんです!

つまり、解剖学的には7つの首の骨しか持っていないんだけど、機能的には8つの首の骨を持っていると言えるんです。 第一胸椎が、まるで8番目の首の骨のように働いているんですね!

それでも人間と1つしか違わない!?

さらに驚くべきことに、第一胸椎を含めても、人間と比べると首の骨の数はたった1つしか違いません! あんなに長い首なのに、ですよ!? これは本当に不思議ですよね。

進化の不思議:共通の祖先から多様な進化へ

この事実は、哺乳類が共通の祖先から進化したことを示唆しています。 首の骨の数は共通しているのに、首の長さや機能は大きく異なっている。 これこそが、進化の面白さ、多様性ですよね!

キリンの血圧が高い理由

ちなみに、キリンは哺乳類の中で最も血圧(約250~300mmHg)が高いと言われています。 その理由は、長い首を通して脳に血液を送る必要があるから(心臓から脳までの高低差は約2mあるため)。 高い木の葉っぱを食べるためには、脳にしっかりと酸素を届けなければいけないんですね。

まとめ:キリンの首は進化のミステリー!

キリンの首の骨の秘密、いかがでしたか? あんなに長い首なのに、人間とほぼ同じ骨の数というのは、本当に驚きですよね。 この事実は、私たちに進化の面白さ、動物の体の仕組みの奥深さを教えてくれます。

動物って、本当に面白い! 進化って、本当にすごい!

それでは、今回はこの辺で。 また次回の記事でお会いしましょう! さようなら。

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