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ネコザメ ちょぼ先生の自己満おさかな図鑑 vol.58

顔がネコ科の動物に似ている「ネコザメ」のご紹介です。

・標準和名 
 ネコザメ

・漢字
 猫鮫

・学名
 Heterodontus japonicus

・分類(仲間分け)
 ネコザメ目ネコザメ科ネコザメ属

・大きさ
 全長1m程度になる。
 頭部が太く、体が太短いのが特徴的。
 目が高い位置にあり、頭部がネコ科の動物に似ているため
 この名前が付いた。
 道路上になるオレンジ色のラバーポールくらいの大きさ。

・生息地と知名度(認知度)
 浅場の岩礁帯や藻場に生息する。
 北海道の日本海側沿岸から太平洋、東シナ海、黄海と
 幅広く分布している。
 知名度は低めと思われる。
 例えるなら、アンパンマンのフランケンロボくんくらいの知名度である。

・ちょぼ's コメント
 水族館のサメを展示している水槽には必ずと言っていいほど、このネコザメがいる印象である。その割にはあまり馴染みがなく名称まで知っている人は少ないとのことらしい(ネット情報)。
 刺し網や定置網によく混ざるみたいであるが、食用として見なされておらず、ほとんどスーパーや市場で見かけないのが影響しているのだろう。
 食味は美味であるというネット情報があるが、ホントだろうか?絵に描いたような鮫肌で、アンモニア臭がしそうで食べたくはないが、果たしてどうだろうか?なかなか釣れるものではないし、入手困難だからなぁ。めちゃくちゃ引きそうなので釣りとしては楽しめそうではあるが。

 上下の顎の歯が変形して拳みたいな形で、牙のようになっている。正面から見ると、なんかカピバラみたいで可愛く見えるが、迂闊に触ると大怪我に繋がるので注意が必要である。
 
 あと卵がすごく特徴的である。らせん上をした卵殻に包まれており、しかもめっちゃ硬い。なんかツイスト状のでっかい貝やなぁと知らない人は思うのではないだろうか。しかも孵化まで一年かかる。
 孵化まで長い時間かかるので、こんなに硬いんだろうか?あんならせん状してたらかえって目立つような気もするが、生き物というのは不思議に満ちていて面白いなとつくづく思う。

※画像はweb魚図鑑から引用

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