思い出読書②
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これは、
『面白くない、なんて言ったら作家のモチベが下がる』とか
『ポジティブな言葉を使おうよ』とかいう、
生ぬるいことが言いたいのではない。
『面白くない』ものを『面白くない』と言うのは結構。
言われた方も、自覚して、精進したらいい。
そうではなく、
自分がどっちの側にいるか、矜持の話だと思った。
うっかり、審査する側に行ってしまわないように。
道化をする、ボケる、創作する、発信する。
その尊さを改めて教えて貰った気がした。
芸人・大谷さんの話
今月読んだ本の話。
【「教えない」教育-徒弟教育から学びのあり方を考える-】
ある日、編集者の佐渡島さんからLINEがきた。
『この本、俺が理想とする作家と編集の関係が書かれてるから読んで』
amazonリンクをクリックする。
マジか!!あまりの驚きに腰を抜かした。
『徒弟』!?…………って何!?
表紙に読めない漢字がある本なんて、初めてだった。
こんな難しそうな本が、この世にあっていいのだろうか?
まぁ、どうにかこうにか最後まで読んだが、
文中いくつかの漢字は想像で補った。
偏見や先入観は持ちたくないので、
今まで意識してこなかったが、これを読んでる最中ずっと、
『佐渡島さん、東大文学部卒』
という言葉が頭でリフレインしていた。
そんくらい難しかった。
天才と呼ばれる人たちは、
時に一般と感覚がズレちゃって、意地悪に思えるものだ。
佐渡島さんは、noteの記事でこう書いていた。
『その世界の道を極めていく人は、最終的に孤独になると思っていた。
だけど、この本を読んで変わった』
似たような事を言っていた、二人の天才を思い出した。
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