実務で学びを紡ぐ 🎀 | 22新卒デザイナーがBtoBサービスのデザイン現場で学んだこと
こんにちは!株式会社スタメンでデザイナーをしているスズナです😊 私は、この4月に22卒デザイナーとして新卒入社しました!
大学では、理系のデザイン学科でプロダクトデザインを学んでいました。
スタメンでは、「TUNAG」という、BtoBのサービスのデザイナーとして、UIデザインからコミュニケーションデザインまで幅広く担っているデザイングループに所属しています。
この記事では、入社してから4ヶ月間で「自分が特に印象に残った学び」や「感じたこと」を振り返っていきたいと思います✍️
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🔰 はじめに:入社して4ヶ月で何をした?
この4ヶ月間で、UIデザイン、WEBデザイン、グラフィックデザインまで色々なお仕事にチャレンジさせていただきました 💪
スタメンでは、サービスにまつわる様々なものをデザイナー3人で作っているので、4ヶ月の中でも幅広い業務に挑戦しました!👀
また、自分の指針としては、モノづくりは問題解決の手段だと思っていて、デザインしたものは幅広いけれど、問題解決の手法が違っているだけだと思っています。そういった点で、デザインプロセスも分断されすぎておらず、デザイナーも少数で様々な対象のモノづくりができるベンチャーのデザイナーという視点でも参考になればと思います😊
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事業ドメインへの理解を深める
■ 最初のアドバイス
先輩デザイナーのきよしさんにまずもらったアドバイスは、「サービスドメインに対する理解を深めよう!」ということでした。
ドメインへの理解を深めないと「そもそもなぜ今これを作らないといけないのか?」が分からないので、デザインのゴールが分からなくなってしまいます。
TUNAGは色々な機能があったり、訴求ポイントも多方面からあったり、関わるユーザーさんも幅広かったり、そもそも「エンゲージメント」という概念がとても奥深かったりと、とても複雑なサービスです。( 複雑だからこその面白さもあります…💪 )
■ やったこと
最初は、どうやって理解を深めていこうか悩みましたが、とにかく色々な情報に触れてみることにしました💡
社内の資料を読んだり、競合サービスのことを知る機会を作ったり、営業の方にロープレをお願いしたり、他部署の方々と1対1でお話する機会を作ってインタビューしてみたり…。
こうやって徐々に理解を深めることで、自分がモノづくりする時も、依頼されているものを作るだけではなくマーケの人と一緒に考えることができたり、目の前の業務が何に繋がっているのか理解しながら業務に取り組めるようになってきました😊
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ラフスケッチを上手に活用する
私はせっかちなので、要件をもらうとすぐにツールで作業を始めがちでした💦 始めたはいいものの、そもそも要件がブレているのに突っ走ってしまい、先輩に見てもらった時には全部ひっくり返る…ということが何度か起きてしまいました😭
そこで、「初めからツールで手を動かすと、知らぬ間に細かい部分までこだわってしまいスピードが落ちてしまうし、そもそも要件が違っていたら元も子もないので、上手く紙などのツールを使いながら進めていこう」と先輩にアドバイスをもらいました💪
ふむふむ、確かに情報の整理やステイクホルダーとの要件のすりあわせは紙上でもできるな🤔 ツール上では、表現方法の試行錯誤だけをするようにして分けるのを意識してみよう…💭( 心の声 )
紙の上で作業をすると、情報整理すること自体にしっかり向き合うことができるようになりました。情報整理の精度も高まったし、アイデアの幅も広がったし、スピードも少しずつですが上げることができました🔥
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煮詰まってきたら一旦離れる
一旦集中したら何時間でも突っ走ってしまう私…間違った方向に進みすぎてしまったり、細部に拘って目的を見失ったまま時間を浪費しすぎないよう、冷静になるタイミングを作る工夫も先輩にアドバイスいただきました😊
「意識的に違う仕事に切り替えながらやってみる」「場所を変えてみる」「少しだけ歩きに行ってみる」など、小さなことですが、自分なりに仕事のやり方を工夫してみることの大切さが身に染みました🚶♂️
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分かったつもりでデザインしない
最初に自分がUIデザインに取り組んでいる際、自分の想像力を過信してしまい、自分の頭の中だけで予想して設計してしまっていることがありました。
ある程度作った後で、CSの方や事業責任者、他のデザイナーにレビューをもらうと、自分の想定していなかったユースケースなどがあり、「これじゃだめやん…😭」となったものがいくつかありました。
■ 改善したこと
抜け漏れがないように、枚挙の仕方を工夫してみることにしました。早い段階でヒアリングしてしまうと時間がかかってしまうので、ある程度までは自分で仮説を立てて準備しました。
これ以上は自分で分からないぞ!と思う所まで考えたら、ここまでの思考をもとにFigmaでUIに起こしてみて、フィードバックをもらいました。
フィードバックをもらう工夫として、PdMのDoさんからは、直接のユーザーにはいつもフィードバックをもらえるわけではないから、CSの人などユーザーをよく知る「ユーザーの代弁者」から意見を貰おう!とアドバイスを頂きました🙌
フィードバックをもらうと、「実はここにはデータが○○件以上入る場合があって、これだと探したい情報が見つけられないかも…」といった意見を頂くことができました…!
このように、ドメイン知識が浅い時期は特に、自分が思っている以上に想定しきれていない部分は沢山あるなと思ったので、「ユーザーのことを本当に理解したのか?」と常に疑う視点を大切にしないといけないと思いました。
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事件は現場で起こっている🔥
スタメンでは営業資料を作る際のガイドラインやテンプレートなどがなく、各々が自由に色を作ってしまったり、レイアウトが共通化されていなかったりといった課題がありました。
この課題を解決するために、先輩デザイナーきよしさんサポートの元、営業資料のデザインガイドを作るお仕事に挑戦しました💪
このガイドラインを作るにあたり、まずは現状どのように利用されていて、どこを整理するといいか?を考えなければいけないと思いました。
そこで、営業部の先輩にお時間をいただき、普段どんな感じで営業資料を作っているのかヒアリングしたり、仮説で構想しているものを見せて、目の前でぽちぽち触ってもらうといったことをやってみました。
やってみると、営業部の先輩が「実はこれがすごくめんどくさくて、この機能すごくありがたい!」と言っていただけたものがあったり、側で見ていて、「ここはこういうアクションが発生していて面倒臭そうだな」というのを肌感覚で掴むことができました。
そうすることで、より普段の業務に負担のない形でしくみを作るとどうなるだろう?と突っ込んで考えることができました。
これは、先ほどの失敗から学んでより良く改善できた点です😊 営業部の先輩にはこんなメッセージももらえて、とても嬉しかったです🌿
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デフォルメする時に気をつけること
ベクターのイラストを作るとき、イラストの雰囲気に合わせてデフォルメして作っていると思います。この作業をする時、私はなんとなく「こんな感じかなー」と作ってしまっており、きよしさんから修正されることが何度かありました👀
その一例として、靴のベクターイラストを作成するときのことを挙げてみます👟
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最初私は、「靴ってなんとなくこんな感じかなー」となんとなくで作ってしまっていました。ところが、先輩に見ていただくと「違和感があるね」と言われてしまいました😲
そこで、大事なのが実物をよく観察して作ること!だと教えていただきました。最初は、画像を参考にしたり、ある特定の角度から見た写真だったりを参考にしてしまっていましたが、それだと今作っているものにマッチするか分からないです。( 写真だけで事足りる場面もあったので、その時に応じて参考にするものを変える必要はあります )
実物を観察してみると、「影はどうなっている?」「この角度から見たらどれぐらい回り込んでいる?」など、現実世界とモノの形がどういう関係で成り立っているのかが見えてきました。
細かい部分ではあるかもしれませんが、ここを細かく見ることの大切さを先輩から言語化していただきました。私なりに再度以下にまとめてみます。
こういったイラストだけではなく、アイコンなども基本的には実物がモチーフになっていて、抽象度合いが違うだけだから、実物をしっかりと観察できて初めてイラストに落とし込んでいける!🎨
確かに…めっちゃ大事だ…!!!
この辺りはあまり深く意識していなかったので、とても学びになりました。
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4ヶ月働いてみて思ったこと
スタメンで4ヶ月働いて、こんなことを思いました😊
■ いろんなものをデザインできるの楽しい❤️🔥
■ 先輩デザイナーのきよしさんに沢山言語化に付き合っていただいた😭 今まで自分が見えていなかった部分も「なんでそうするのか?」を考える癖がついて、意志を持って取り組むするクセがついてきた。そして一緒に働いていて楽しい😭
■ サービス作りにおいては、みんながデザイナー!その点で、色々な人がやっていることが学びの対象になるので楽しい。周りの動きが見えるのもベンチャーの良さだなぁとしみじみ🔥
■ スタメンでは、サービスの目指す方向を上層部が全社向けに頻繁に公開してくれるので、サービスのイマが見える状態が常にある👀 透明性がすごい。自分が目の前でデザインしているものが、どういう意味を持つのか広い視点で捉えることができる👀
初めて実務でデザインをすると、今まで自分が経験したことや学んだことが一つ一つ繋がって、学びを紡いでいるような感覚でした。そんな体験がとても楽しく、充実感を感じられた4ヶ月だったなと思います🎀
今後はもっと広い視点からサービスを見つめて、デザインする対象をデザインできるようになりたいな、とか、デジタル領域のデザインの学びをもっと深めていきたいな、とか引き続きもっともっとできることを増やしていきたいぞ💪の気持ちでいっぱいです。
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