学歴よりも、行動歴。
3月1日、日本の就活がスタートした。かつての #超氷河期時代 に比べて、今は学生の「 #売り手市場 」とはいわれるものの、人気企業の限られた採用枠は相変わらず熾烈な競争だ。
企業は ** #学歴 ** で見ているか?
いや、私自身、面接官を担当した経験から、学歴はある程度知られた大学ならば、それが東大だろうが、青学だろうが、日大だろうが、あまり関係ないと言える。少なくともマスコミは、学歴は一番重要な決め手ではない。
重視するのは、実行力、コミュニケーション力、発想力
など多面的な魅力を探っているといえる。
学生の就職相談をうける際に共通して感じるのは、「 #アルバイト歴 」「サークル活動歴」「 #ボランティア 活動」を縷々丁寧に説明するのはいいとして、その活動を通じて何を得たのか、どう成長したのか、まで行きつかない人が多いということ。所詮学生の範囲の活動だから、どんなにアピールしても大差なく、印象に残らない。
例え、目を引く体験をしていたとして、そのことが本人の思考にどう還元されているかが見えないと残念だ。
例えば…
『ミャンマーで少数民族の子どもたちの支援活動をしました。子どもたちとの交流を通じて、世界にはまだ貧困に苦しむ人たちが大勢いることがわかりました。困っている人に手を差し伸べられるような仕事をしたいです。』
面接する側としては、具体的な話を知りたい。何を感じたのか、どんな話をしたのか?翻って、日本に貧困は存在していないのか?貧困はなぜ起きているのか?
答えは完璧でなくてもいい。ただ、
行動を通じて何を考え、どんなことを得たのか
を探りたいのだ。
活動をアピールした先に、あなたの人間性が表れる。そここそ自分を売り込み印象付けるチャンスでもあるのだ。
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