欠点を欠点のまま言わない
面接でよくある質問に、
「あなたの欠点を敢えてあげるとしたら何ですか?」
というのがある。
アドバイスは、欠点を欠点のまま言わないことだ。
以下は実際に過去に学生にアドバイスした例である。
ある学生は、自分の欠点を優柔不断であると挙げてきた。
私は、優柔不断は言わない方がいいと言った。マイナス度が大きすぎるからだ。
「物事に対して慎重に判断することがある」と、せめて言い換えをし、なおかつ、その学生が長所としてあげていた、
「誰とでもすぐに打ち解ける」という点を補完して話すことをアドバイスした。
例
時々、慎重に判断することがある。
例えば〜〜(具体例)
しかし、一方で私は、自分の長所として誰とでも打ち解けるところがあると思っており、迷った時にいろんな人の話を聞いて判断するようにしている。様々なアドバイスを自分なりに咀嚼するとき、慎重に、時間をかけることがある。
など、欠点をうまく反転させて、プラスの方向に着地させることをおすすめする。
もっとも、マイナス度が大きい欠点は言わない方がいい。相手が引いてしまうから。
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