ZoomやRemoでできなくてSpatialChatでできること
さらに自由な雑談を生むビデオツール「SpatialChat」
以前、Remoというビデオチャットサービスをnoteの記事でご紹介したところ大きな反響がありました。大人数集まるとZoomで自由な雑談が生まれなくなってしまう問題を、Remoが鮮やかに解決してくれたからだと思います。
今ではRemoを利用する人が増えてきました。少しずつアップデートもあり、これからどんどんツールとして良いものになっていくでしょう。
しかし、こんな声もありました。RemoをRemoたらしめている、テーブルを模したUIが心理的なハードルとなる人もいるようです。
「移動したいテーブルがあっても、そこでどんな話題がどんな雰囲気で話されているのかは他のテーブルからは分からない。だから、パッと移動して入っていくタイミングがつかめない。結局ずっと同じテーブルで過ごしてしまった。」
そう、Remoでも結局、他のテーブルの雰囲気を探れない点で自由な交流が実現していなかったというのです。
そこで今回は、Zoomの課題を解決したRemoさえ実現しきれなかった「本当に自由な雑談と交流」を生むためのビデオチャットをご紹介します。
それはSpatialChatというサービスです。
会話に入る前にグループの雰囲気や話題を探れる!
SpatialChatの一番の特徴は、なんといってもシームレスなUIです。テーブルのような区切りが一切なく、空間を自由に移動していくことができます。
そして、特に交流を生む仕掛けとして秀逸なのが、一定の距離までアイコンを近づけるとちょっとずつ話している顔が大きく見えてくることと、ちょっとずつ声が聞こえるようになることです。
わたしが主宰する議論メシというコミュニティで使ってみた様子がこちらです。
Remoの課題として「他のテーブルの雰囲気や話題が探れない」というのがありました。
ですが、SpatialChatなら、他のグループで話している全員の表情が見れるから雰囲気が探れるし、少し離れたところからからちょっとだけ声を聞いて話題を探れます。
雰囲気や話題がわかっていれば安心して会話に入っていけますね。
区切りがないからこそバッタリ偶然がある!
そうやって聞き耳を立てながらどこかのグループに入ろうとうろうろしていると、バッタリ他の人と出会って会話が始まる、なんてことも起きるのがSpatialChatの面白いところです。
こういった偶然性の高さは、テーブル単位で区切られているRemoだと実現できていなかった重要なポイントでもあります。
思い返してみると、実際のパーティーでも、食事を取りにちょっとした移動をしたときに偶然話した人との会話が盛り上がったりするものです。
他にもいろいろできそうな予感!
また、画像・動画・画面共有を埋め込みのかたちで挿入できる点も面白いですね。いろんな使い方が有り得そうです。
ぜひ皆さんもSpatialChatを触ってみて、新しいオンラインイベントの可能性を探ってみてください!これからどんなイベントが開発されるのか楽しみです!