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「複業」という言葉にひそむ罠
複業には「業」という漢字が入っていますよね。本業とセットになる概念なので仕方ないのですが、そのせいで「業」という漢字を残したまま広まってしまった。これが罠です。
「業」のもつニュアンスによる罠
なぜ「業」が入っていることが罠なのか。それは、「複業」に「金銭的報酬」が伴わなくてはならないようなニュアンスを与えてしまうからです。
もちろん、複数の収入源をもつことで安定感は出るでしょう。
しかし人はお金だけで生きているわけではないし、わざわざお金を経由せずに手に入れられるものもあります(経験、友人、意味、没頭、など)。
お金にならなくてもいい「複活」
本業以外になにか始めようと思うとき「これをやってお金になるかな」というのはアタマから外して考えたほうが選択肢も広がります。
だから、お金のニュアンスのある「複業」ではなく、複数の活動という意味で「複活」のような言葉を使うのが良いのではないかなと思うのです。
いや、なにも「複活」がベストだとは思いませんが、お金のニュアンスはないし、新しい活動を始めるハードルが下がったり選択肢が広がるなら、こういった新しい言葉を使ったほうがいいんじゃないかな。
複活はすぐにお金にならなくても良い。そのための本業だとも思うし、せっかく新しい活動を始めるなら本業で得られない金銭以外の報酬というのを念頭に選んでみるのもアリだと思います。
そんなわけで以前わたしはこんな記事を書きました。
このタイトルは「あなたが複活から受け取れる6つの報酬」と読み替えてもらって構いません。金銭以外にも色んな報酬があることを書きました。
本業はきっと金銭的報酬があると思うので、複活においてはそれ以外の報酬をメインに考えると良いんじゃないかなと思います!
それに、複活として気軽に始めた活動で金銭的報酬が得られるようになることで、文字通りの複業になることもありますから。
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