少し昔の中野の歴史を調べている、私たちのサークルで同人誌新刊(紙の本)を発行したのでお知らせします。2023/10/7記 ◇ Orangkucing Lab Journal 猫人研究所雑誌 第2号 2023年10月号 『緑瞳の黒猫と積善と:少し昔の、中野と佐久のディソナンス』 104p ; A5 500円(税込) 通販サイト https://mewpro.cc/ja/shop 2021年8月に発行した創刊号『桃園橋の歴史』は、中野駅南の中野通りに架かっていて同年撤去され
◇ Orangkucing Lab Journal (猫人研究所雑誌) 別冊 2023年11月号 『エッセイ 基督教会の近くにいる日々』黒絵 魚 著 約2万6000字 Kindle 電子書籍 99円 全体の40%が「サンプルを読む」☟から無料で試し読みできます。 【著者紹介】 黒絵魚 (くろえ・いお) は、少し昔の中野を調べるサークルの共作ペンネームです。この別冊の「私」は、中の人のうちいずれかのひとりを指しますが、文とカバーデザインは共作しています。 【当冊子PR文】
昨年、東京都中野区の桃園橋が架橋後85年で撤去されたため、冊子『桃園橋の歴史』を作成しました。 冊子のダイジェスト版としてつくったzine 『1分でわかる桃園橋の歴史』をpdfで公開します。 zineの現物はA4表裏1枚、縦4つ折り。この記事の上に貼ったピンクの画像はその表面の一部です。ご参照ください。 興味を持ってくださったかたがおられましたら、本体の冊子『桃園橋の歴史』(66ページ400円)をお買い求めくださればさいわいです🙏 冊子『桃園橋の歴史』は、東京都中野区の桃
二千坪 隣家に居住していた高級官僚とその家族は戦後になればさんざん世間の耳目を集め、それは現代まで続くのだが、数学者の糖山数実(とうやま・かずみ)にとっては戦時中の、小学校に上がる前に引越してしまった人たちなのであまり覚えていない。 せいぜい、数実の方の屋敷でたまに開かれた小さい茶会の際の部分的な記憶くらいだ。 子どものころ住んでいた中野駅南の糖山邸は1、861坪(6、153平米)の大邸宅だった。庭園には茶室が設えられていた。 屋敷のあるじは数実の祖父、地方銀行幹部