シコふんじゃった。

モックンこと本木雅弘主演。かなりヒットしたので、ご記憶の方も多いのでは。と思いましたが、1992年の作品だから、もう26年経っている……。覚えていない方も多いかもしれませんね。

ざっくりとしたお話としては、大学四年生のモックンは、卒業まであと一歩というところで、留年の危機を迎えます。卒論の指導教授から、相撲部へ入部するなら卒業させる、という取引を持ちかけられて、渋々受け入れます。最初は嫌々やっていたのですが、やがては本気で相撲部のことを愛し、戦うようになっていく。という物語です。
竹中直人が浪人、留年している学生役なのですが、かなり留年されたご様子。
使命を受けた主人公が、ミッションを達成することで褒美を受けとる、という典型的な物語パターンです。
この作品はほとんどが相撲の練習や大会のシーンで展開される。
物語を、ほとんど相撲だけに絞った、という点は、今観ても楽しめる作品になっているひとつの要素かもしれません。

30年も前の映画なので、さすがに時代性というか、ちょっと昔の作品、という感じはします。バブル後期の、まだ景気が良かった頃の匂いもあります。

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