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2022年6月の記事一覧

【狂言】「衣大名」「鎌腹」

【狂言】「衣大名」「鎌腹」

横浜能楽堂にて。

「衣大名」
アンデルセンの「裸の王様」を狂言にしたもの。
明治時代に早稲田文学で、こういった動きがあったらしい。
全体的には狂言として消化されていて見事だった。
最後がシリアスになっていて、ここは狂言的ではないと感じた。これはなにか意図的な演出なんだろうか。

「鎌腹」
夫婦の物語。
妻が鎌をつけた棒を振り回すところからはじまる。かなり激しい演出だが、狂言らしい楽しさがある。

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