『白珠』2021年8月号
安田純生「桜井谷と瀬川」津の国の桜井谷をきてみればつつじが花に埋もれにけり 香川景樹〈末尾の「・・・に埋もれにけり」は、現代から見ると型どおりな表現のように思われる。事実、結句を「うずもれにけり」として纏めた和歌の先例は少なくない〉として古代中世和歌3首を引く。
相変わらずの碩学っぷりに圧倒される。こういう古代中世和歌の用例が頭の中の引き出しにダーッて入ってるのかなあ。歌人集会の基調講演でいつも楽しいお話を伺ってたのが懐かしい。また色々教えてもらいたいな。
2021.7.20.Twitterより編集再掲