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クロス・ロード(七)~優しい礼拝~

自宅から、歩いて10分ほどで着くことができると思う。ギターを持って、そこに向かうときは、ギターを肩に担いで、バイクや自転車でその場所に向かう。

近くに僕が通っていた小学校があって。そこの下り坂を終えたとき、そこに、僕が通う小さな教会がある。日曜日、朝10時に礼拝が始まる。時間になると、あっという間に駐車場がいっぱいになり、教会には、約20名から30名近くの人たちが集う。

僕は、ギターを持って。彼らの歌を導く「賛美リーダー」だ。礼拝のプログラム、神様からの召しを受けた牧師のメッセージに合わせ、選曲した讃美歌を、会衆とともに歌い、神様を心から賛美する。

そこに「Gospel=福音」が生まれる。神様が、神の御子イエスキリストをこの世に遣わしたこと。その神の子イエスキリストの生涯、十字架の死を通じて、イエスが十字架で語られた。

「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです」(ルカ23章34節より引用)

という深い憐れみの思い。この深い思いに。私たちキリスト者、キリストを神を信じる者は、「一つの望み」に希望を抱く。

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様々な人々が行き交う、「クロス・ロード(交差点)」 そこに生まれる多くのストーリ。そして、歌の数々。 ミュージシャンKENCHANが、物語…

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