母校鳥取西高校は進学校か?高校入試の倍率が初の定員割れ!★土師の寺子屋in鳥取県智頭町
おはようございます。先日鳥取県の高校入試の倍率が出ました。私はもう塾講師としての仕事をしていないので、倍率を気にすることはないのですが、その中で1つ気になったのはこの記事。
母校の鳥取西が1985年以来初の定員割れ!!
。。。。。
そうだっけ?笑
私のイメージでは2009年頃から定員割れはもっとあった気がしてたけど、あれは3人しか落ちないとかそういう数字だったか。
鳥取西は鳥取県東部地区の進学校なのですがこんな倍率ではとても進学校とはいえないですよね。
もともと鳥取西を志望して落ちる学生は鳥取市の学生さんに多いです。八頭郡や岩見郡などの郡部から志望する人はほとんど落ちません。これは鳥取市から志望する人は東大に行けるような天才的な人も多いのですが、成績中間層の人も受験をしてしまうから。そして郡部から志望する人は成績上位の人しか志望しないので軽々と受かってしまうからです。
このことを考えると進学校と名乗っている以上、成績中間層は落とさなければいけないのですが、私が塾業界に入ってから見てきた限り、中間層も受かってると思われます。
そうすると足並みもそろわないし、評判も落ちますよね。
もともと鳥取東部にはなぞの「鳥取東のほうが先生方が面倒見が良い」という噂が流れていたりするので(実際はそんなことはないです)鳥取東のほうが良いという人たちが増えるんです。
正直、高校なんてどこでもいいんですね。特に大学受験をする人にとっては。目指す先は大学共通テストですもの。どの高校に行ったって目指す先は誰も同じ。
中学校の時点で成績が500満点中400点超えている人と350点あたりをうろうろとしている人では高校生でどのくらい勉強すればいいのかというのは中学校にいる段階でわかるはず。
どの高校に行こうと目指す大学を狙っている人たちに自分は勝てるのかということを常に考えていればいいわけです。
高校の先生は授業をするだけ。実際に成績を伸ばすのは自分です。
鳥取西に行こうが鳥取東に行こうがどっちでもいい。
でもこの鳥取西の定員割れをなげいているOBは結構いそうだなと思ったし、東部地区の子どもたちの少なさと私立高校への流れという時代が変わったことを実感する人もいるのではないのかなと思います。
時代は変わります。いろんなものが壊れゆく時代に入ります。修正が必要な時代です。
勉強するだけで褒められた時代も終わります。
鳥取西高の1985年以来初の出来事はやっぱり時代は変わるんだなと想像させられます。