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智頭の人は数学が得意/数学ができる遺伝子とは?

数学ができる遺伝子があると聞いた。中国で実験されたらしい。

私は鳥取市で17年前から塾で働いていて、数年前に智頭町の子どもたちを見ていて実感したことは智頭町の子は数学が市内の子よりもできるということ。

これは鳥取西や鳥取東(東に関しては数学が苦手な子が進学するのであまり参考にはならないが)のような進学校に行く子たちの比較ではなく、勉強が苦手だと言われる子たちの比較で、智頭町の子のほうが圧倒的に数学や算数ができると感じている。

逆に智頭町の子は文字が読めないというか、文章の読解が弱い。市内の子は文章の読解のほうが強い。

この傾向はなんなんだろうとずっと思っていたので、智頭町の人は遺伝子検査受けてほしいなあ。

算数や数学が苦手な子はだいたい小学校4年生で成長が止まっている。これは小学校3年生までは公文的な単純計算力だけで通用するのだが、4年生になったとたんに抽象的概念がでてくるので、想像力が弱い子や図形のセンスがない子がつまづいてしまう。算数や数学は前学年での履修がきちんとなされていなければ次の学年での知識が身につかない。他の教科のように単元が別々に独立しているのではなく、積み重ねが必要な教科だ。

ぶっちゃけ智頭の人は暗記ができる人が少ないにもかかわらず、算数や数学においては前学年の知識を忘れていない子が多い。

脳の中がどうなっているのか気になって仕方がない。

算数や数学ができるということは受験で勝ちやすい。智頭の人が鳥取西高や東高を志望して落ちないのはそこにある。できない人はいくら時間を費やしてもできないので、はなからできる智頭の人は算数や数学の勉強に時間をかけつ必要がなく、覚えたら点がとれる他の教科に時間をさくことができるからだ。

この傾向はもっと昔なら顕著に現れていたんじゃないかと思う。だから遺伝子検査をしてほしいのは高齢者のみなさま。80代以上のみなさまの遺伝子がほしいです。



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