おなかの中に男の子がいるということは
私の子どもは息子が一人だけです。
なぜか妊娠した時から「男の子だ!」と確信していました。
義父が連れてきてくれた
妊娠したのは結婚後、半年後くらい。
毎日夜明けに帰宅するような、過酷な仕事の直後でした。
しかも、その時に義父が突然亡くなったのです。
夫の実家は金沢です。告別式のあと、初七日でも帰りました。
まだ北陸新幹線もできていない時期でしたから、時間もかかってひと苦労でした。
その初七日の時に
「あれ?」と気づいて妊娠発覚。
だからでしょうか。
「絶対、男の子!」と初めから確信していました。
お義父さんが連れてきたんだと思って。
男の子確定
夫は「女の子だったらどうしよう。かわいくてたまらないだろうなあ💕」と、うっとりとしてから、「嫁にはやらん!」(早すぎるって)
「でも男の子だから」と根拠なくいいきる私。
「まあ、男の子の方が一緒に遊べるかな・・・」
と、これまたなぜか納得する夫。
ある日、産婦人科へ行ったら、エコーを見ながらお医者さんが
「お~、立派なおちんちんがついているね。
・・・あれ? いっちゃってよかったんだっけ?」
「はい、いいです!」
と確定。
産むまで男の子か、女の子かわからない人の方が多いのに、なぜ確信していたんでしょうね。
お義父さんが連れてきてくれたと思ったのと、浮かぶイメージがずっと男の子だったんですよね。
いまだに謎です。
命がけの出産まで
産むまでは前置胎盤(胎盤の一部が子宮の出口にかかっているため、普通分娩ができない)の上におなかが張ることが続いて、切迫流産、切迫早産の危機に見舞われました。母子ともに命の危機でした。
いやはや大変でした。
が、おかげさまで無事に生まれて、もう高校生です。
妊娠中のぼんやりした思いの中
だから妊娠中は入院が多かったんです。
物思いにふけったり、出産や育児の本を読んだり。
インドの伝統的医学・アーユルヴェーダの勉強をちょっとしたり。
アーユルヴェーダでは妊婦は「二つの心臓を持つ人」として、とても大事にされるそうです。
確かに妊娠中は、二つの心臓を持っている状態です。
もう一つ思ったのは、私は「おちんちんを持っている」ということでした。
触れられないし、まだ見られないけど、女の私が「おちんちん」所有。
うふふ
不思議で、誇らしく感じました。
夫にいうと、変な顔をしてましたが。
当たり前のことだけれど、異性がおなかにいるって神秘ですね。
どちらでも世界一
男の子でも、女の子でも、もちろんどちらでもうれしかったんです。
男の子でよかったのは、私には男兄弟がいないので、小さい男の子がいるのは初体験だったんです。その新鮮さ。
夫には姉も妹もいないので、女の子にあこがれがあったようです。
ごめんね。
生まれてきたら、もう性別は関係なく「うちの子」。
世界一かわいいうちの子です。
きっとどこでもそうですよね。
うちに来てくれて、ありがとう。
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