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二十四/レージフリーク

 麗次は夢も見ずに目覚めた。昨夜の記憶は驚くほど曖昧で、なぜリュウの懐に顔を寄せているのか思い出せない。
 身体が酷く軋む。下腹部に鉛を込められた違和感もある。足を捩れば鋭い痛みも走り、そうだ、手錠で繋がり、一晩中抱かれたのだ。

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3,186字
オリジナルBL小説です。全30章。完結済み。 18禁につき、ちょっと過激な描写もあります。

天才ボーカリスト高階麗次の愁いに魅かれたモデルの響。 しかし、初対面でいきなり敵意を向けられてしまう。 彼は繊細な外見とは裏腹に予想外の「…

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