十七/レージフリーク
「響、出て」
麗次は半身を起こした響に手をかけた。それは、夢のような一夜の終わりを告げているかのようだった。
響の瞳が揺れた。目を細めインターホンの前に立つと、カメラに映る淳を見つめた。忙しなく辺りを見回しては、時折カメラに視線を移す。その落ち着きのない様子に、覚悟を決めて発した。
サポートをしていただけると嬉しいです。サポートしていただいた資金は資料集めや執筆活動資金にさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
「響、出て」
麗次は半身を起こした響に手をかけた。それは、夢のような一夜の終わりを告げているかのようだった。
響の瞳が揺れた。目を細めインターホンの前に立つと、カメラに映る淳を見つめた。忙しなく辺りを見回しては、時折カメラに視線を移す。その落ち着きのない様子に、覚悟を決めて発した。
サポートをしていただけると嬉しいです。サポートしていただいた資金は資料集めや執筆活動資金にさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。