旅するクリスタルボウル in シドニー❻ ブルーマウンテンズで思い出した美しさ
この日は日曜日。
ハーバーブリッジを渡ってすぐにある、ミルソンズ・ポイント駅で待ちあわせ。ちょうどSunday Marketで朝から賑わってました。
ハーバーブリッジ
徒歩で渡れるんですよ。私はこの日ホテルを移動する日で、スーツケースを持ってたため途中まで行くのは諦めましたが、ランニングしてる方も多くて、神戸大橋渡るようなもんよね。ちょっと規模は違うけど笑
Loulou Boulangerie & Traiteur
この日のブランチはこちら。フレンチレストランのCafeでサンドイッチを購入し近くの公園に移動。
やばくないですか?この景色。空の色。もうこれだけで幸せ!!
公園でコーヒー片手にクロワッサンをほおばる。なんてゆるっとした時間なんでしょう。旅行ならではですよね。
そしていよいよ、2時間くらい車で走ると見えてきました。
ブルーマウンテンズ国立公園
雄大な自然が広がる。何にもない。ただそこに自然があるだけ。そこに立つ自分はちっぽけでしかない。でもそこに私は存在はしている。
広大なユーカリの森では青く神秘的な光に包まれる。そのユーカリから発生する霧状の油分が太陽の光によって青くかすんで見えることから「ブルーマウンテンズ」という名前が付けられたそうです。
これ、自然にできたってことでしょ?すごいよね。ほんとすごすぎる。
もうこれしか出てこない。そして、ここキングス・テーブルランドの『リンカーンズロック』は隠れた(最近は有名なので隠れてもないけど)絶景スポット。
そう。柵も防御ネットもなし!!
ココに立つのは無理。座ってそろりそろり、足を出す。
たまたまほかの観光客も少なくて、「エー無理ー。行けないー」とかうだうだ言ってても、周りをお待たせしてしまうこともなく楽しめました。
午前中はバスツアーで来る人達も多いらしく、観光客もまあまあ来るらしいです。こんな崖に人がいっぱいいたらマジで怖いですよね。
私が行った日の午後は、数人程度しかいなかったので十分満喫できました。
これって、座る方も怖いんだけど、(友達と交代して気づいた)撮影する方もまあまあ、ギリギリに立つからめっちゃ怖いんですよね。だって、崖の下も撮りたいやん。
もちろん、撮影する側も柵はないわけで。。。
もう少し先の崖っぷちもおすすめ。ここは座ってもまだ下が見えるので余裕かと思ったけど、突風吹いてて立つのはやっぱり怖かった。
写真撮影も最高に忘れられない思い出なのですが、何よりもこの世界自然遺産の国立公園の美しさがもうほんと、ココに立ってみたらわかる。空が近くて360度何もない。自然そのもの。
地球って美しいって思います。シドニーって都会の観光イメージしかなかったけれど、2時間車で走れば大自然があるから素敵!!
とはいえ、日本にもまだまだ美しい自然はあるはず。知らない場所や知らないことが多すぎよね。
動ける間に知らない美しいところに行ってみたい。五感で感じてみたい。
やっぱり牡牛みなのかしら。とふと思ったりした時間でした。
ずっとここにいたいって思うくらいなんですが、なんせ空が近い。つまり太陽が痛いわけで、今日は日焼け対策で長袖ばっちりでしたが、なぜか私ってば「黒」の上着を持ってきてしまって、全吸収するから暑いのなんの!!
さて、気を取り直して車で少し戻った先にある、観光名所にも立ち寄りました。
スリー・シスターズ
スリーシスターズというのは、”父親の魔法により3姉妹が岩に変えられた”というアボリジニの伝説によるものらしいです大きい順に、ミーニ(922 m)、ウィムラー(918 m)、ガネドゥー(906 m)
ここは先ほどのリンカーンズロックと違って、展望台になってます。エコーポイントからの眺めがまた美しい。
柵があるから安心して写真も撮れます。トイレ休憩もしっかりできますよ。
ハイキングコースもあるみたいなので、真夏でない時期にまた訪れたい場所ですね。
「マウンテンズ」って言われてるけど、実は高原地帯で川もある。
こうやって山頂っていうのかな、上から見ると「大地」のエネルギーをすごく感じる。そしてやっぱり「大陸」なんだなと。
地図上の平面でとらえるんじゃなくて立体的にみると、そこにはやっぱり大自然としてちゃんとあるんだけど、何もないって思ったのは何なのだろう?
目に見えるものだけで在る無しを語るんじゃない気がした。
見えるけど無くて
見えないけど確かにそこに在るって感じる
なんだろう。それはきっとエネルギーだったりするのかな
大地だけではない
風も光もあるから美しい
そう。ただそこに立っているだけで癒される
なんて神秘な世界なんだろう
自然大好きっ子でもないし、都会が大好きっ子でもない。
ただ、偏りがなくて、相互行き来できるようなところが好きって感じかな。
空も山も海も好き。だけど街もビルも好き。
日常と違う体感を得るために旅にでる。確かにそうなのかもしれないなと、大自然に包まれて忘れていた感覚を取り戻せたような気がします。
美しいものを求めてる。
そう、そんなことを全身で感じることができた時間でした。
ありがとう。
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