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あの時英語でこう言いたかった~IKIGAI ... 生きがい...
The shop's name is IKIGAI. When I went to the farmer's market last year, I found a nice farmer's shop. Actually, the shop's owner, a farmer, doesn't know Japanese well. But he chose this word for his shop.
I asked him why he chose this word?
He answered.
"I like to study anything, and I found this word one day. Are you Japanese? Do you know this word? What is the meaning?"
He wanted to know the real meaning from Japanese by oral.
昨年、ファーマーズマーケットに行きました。そこで、「IKIGAI」という屋号をつけた農家さんに会いました。カナダではIKEAを「アイケア」と呼びます。だから、おそらく、多くの住民はこの屋号を読めるはずがありません。
で、私が「Is it 生きがい?」と聞くと、とても喜んでくれて話が弾みました。それからは、毎回彼の店でお買い物をすると決めて、通っていました。
問題は、彼の最後の質問です。
「What is the meaning?」
「生きがい」の意味・・・・・
すぐさま答えられます・・・・?
こういうとき、多くのカナディアンは「That's a good question! Hummmm, I think~」と続けるんですよね(笑)私、この相手が想定していなかった問題を出せたときに、喜びを感じます。
さて、生きがいについて調べていたときに、きっと彼が読んだであろう記事の元ネタ?ヒントがわかりました。
生き甲斐(いきがい)とは、生きる甲斐、すなわち「生きることの喜び・張り合い」「生きる価値」を意味する日本語の語彙。
長寿地域を意味する「ブルーゾーン」の概念を広めたアメリカの研究者・作家であるダン・ベットナー(英語版)が、日本・沖縄の長寿の理由の1つとして「生き甲斐」(ikigai)に言及したことで、2000年代以降の欧米でも広く知られる概念となった。
私程度の語彙力で、「生きがい」を説明するのはものすご~~く身構えました。その場は、「purpose」を使ってしまったんですよね。そして、私の発音は通じたようですが、通じたからこそ?奇妙な顔をしていましたね。
あー!この、『なんだこの気持ちって!』と言いたくなるこの感覚。自分の理解している意味と大きく間違ってないと思ってたのに、なんでそんな反応になる!?
一方、先日友人がこんな動画を紹介してくれました。妻を無くした元教師の夫。今は、一緒に暮らす家族のために?料理を覚えたと。
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この図は確かに上手に作られているなと思いました。情熱と使命感は愛に支えられているべきで、その大部分がお金によって支えられているものを「生きがい」とは呼ばないような気がします。
そして本人の思う使命感と客観的に見た天職は、世界から必要とされるから成り立つものであって、得意だからやるものでは無いと思います。
そこで、あの時、IKIGAI農家さんにこう言えば良かったのかも知れない。
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知ってても説明の難しい言葉ってまだまだあるんでしょうね。