【52日目・朝】・・・世界の不安の分解装置に、わたしたちがなれますように。千日祈り on Facebook アーカイブ 2020.3.14
祈り動画 https://www.facebook.com/hamadachizu/videos/10222687566680304/
(自分の内側から)湧いてきたものを祈るようにしているんですけど、今日湧いてきたのは「死を恐れ過ぎずに済みますように」ということでした。
死を恐れ過ぎずにいられますように。
死を恐れ過ぎるというところから抜け出せますように。
死んだら何もかもお終いという、、、今まで生きてきた人、全員が死んでいる、もしくは、死に向かっている、死に向かって残りの人生を生きているわけで、、、仕方がないですよね、地球に肉体を持って生まれた以上いつか死ぬ。そのことはあまりネガティブに捉えずにいられますように。
あまりネガティブに捉えずにいられますように、、、。
死は敗北ではないし、惨めなことでもない、可哀想なことでもない。
死の直前って、きっと苦しいんじゃないかなって、痛かったり苦しかったりするんじゃないかなと思うと、その痛みは苦痛への恐怖って本当にしょうがないですよね。それに、親しい人を失う、愛する人を失うというのはやっぱりとても悲しいことで、悲しみも仕方がない。
それとはまた別に、死も避けられず、不幸なことではないし、敗北でもない。
なんかこう、貧乏であるということをあまりネガティブに捉えすぎなくて良いとか、貧乏であることを負けと思わなくて良いとかいうのと同じような感じで、結婚しない人生とか、子どもが授からない人生、子どもを持たない人生とかも、決して不幸でも敗北でもないじゃないですか。背が低く生まれたとか、それをあまり不幸だとか敗北だとか思わないじゃないですか。
そんな感じで、死ぬということは認めて受け入れることである側面もね、あの、望まない死に直面している人には手を差し伸べてあげたいとか、死ななくて済んだ人が死ぬというのはとても胸が痛むとかね、、、死ってもの凄い感情を浮き立たせるので扱いが難しいですけど、センシティブですけど、わたしもあまりこういうこと言うと炎上するんじゃないかと思って怖くなってきますけど、、、それでもやっぱり、死を恐れ過ぎずに済みますように。
死を恐れ過ぎずに済みますように、、、。
すべての人間が通る通過儀礼、、、生まれてくるということと死んでいくということ、その両方を感謝と喜びを持って粛々と受け入れられますように。
生きていくっていうのは強い喜びが伴って、死んでいくっていうのは強い悲しみが伴いますけれども、それは本当に事実ですけどもね。それでもやっぱり、死は避けられないからこそ、どのように死んでいくかとか、死をどのように受け入れるかとか、もっと考えられても良い気がしますね。
わたしたちは全員、今、死に向かって進んでいるし、わたしたちの近しい人も残念ながらね怖いことですけども、親みたいな年上の人は自分よりも先に死ぬ確率が高くて、、、。
どのように立ち向かうかっていうことがね、もっと真面目に議論されても良いのかもしれません。
ネガティブに目を向けるっていうのは大事であるように、直視する問題を直視するというのが大事であるように、死を直視して恐れ過ぎないということができればコロナウイルス騒ぎももっと冷静で、もっと理性的で、もっと理にかなったものになるかもしれません。
そしてね、死があればこそ生が輝くという側面があるように、自分が死ぬ存在であると言う事を直視できた方が自分の人生を充実させられたりとか、燃やし尽くせたりするんじゃないかと思いますし、親とか年上の家族が多分先に死ぬという事も直視したときに、親孝行とか、もしくは親ときちんと対話しておくとかね、親と向き合っておくというのも進むのかもしれません。
死を恐れ過ぎずにいられますように。
死をやみくもにタブー視するという風潮が少し和らぎますように。
死を直視できますように。
親しい家族と、死についてちゃんと話し合っていられますように。
終活という言葉がありますよね。人生の終わりというものを迎えるための活動。就職活動の方も就活って言いますけど、それとはまた別の「終末活動」なんですかね、人生の終末をいかに迎えるかをはっきりさせておく活動、終活。葬儀屋さんとかがたまにセミナー開催しているようなやつ。
あれもやっぱりちゃんとやっておくしかない、ちゃんとやっておくしかないですよね、、、やらなくても良いですけど、やらずにも済みますけれども、自分の人生を良いものにしたいと思ったときにやっておいた方が良いし、死なないということはあり得ない、できないので、、、。
死をネガティブに捉え過ぎずに済みますように。
死をネガティブに捉え過ぎずに済みますように、、、。
死への恐怖が少し和らぎますように。
死を敗北とかね不幸とか苦痛とか決めつける風潮、一律に「そうでしょ?」パーンみたいな、そこで思考停止みたいなことをせずに済みますように。その方が人生が少し豊かだと思います。
(「直視するのは怖いけど、でも身軽になれる。今世への卒業であり、むしろおめでたいことなのかもって思うこともあります。」というリスナーさんのコメントを受けて)わたし、そう思うしかないと思うんですよね。犯罪とかね虐待みたいなので命奪われるっていうのはやっぱり不幸で、それは止めた方が良い、社会を挙げて止めようとした方が良いですけれども、そうじゃない寿命のものは、本当に「おめでとう」と思うしかないですよね。重たい肉体を脱ぎ捨てて蝶の様に軽やかにね、蛹から蝶になるみたいに軽やかに魂の世界に戻っていく、、、。おめでとうって思うしかないですよね。
人生の中に死が当たり前のように迎え入れられますように。
生きていくということと死んでいくということは表裏一体で決して切り離せないということが受け入れられますように。広く受け入れられますように。認められますように。
まずは自分自身が、まずはわたし自身、死を直視して、死に向かって真面目に考えて、それを人生に取り入れて生きていけますように。
そして、周りの大切な人たちもみんな死すべき定めから抜けられないということを直視して、限りある命を大切にして生きていけますように。
コロナウイルス騒ぎをもう少し冷静に取り扱えますように。
死への恐怖、死へのヒステリー的な恐怖から、反射的で防衛的で反応的な「闇雲な拒否反応」っていうのを起こさずに済みますように。
その「闇雲な拒否反応」を起こしかけている自分っていうのにちゃんと気が付いて、理性でストップをかけられますように。
理性で対応できますように。
死を拒否らずに人生の中に取り入れていけますように。組込めていけますように。
コインの裏を引き受けなければ、表だって手に入らない。ひとつのコインをちゃんと手に入れてちゃんと使っていくためには、裏も表も両方取り入れるしかない。
死を受け入れられますように。認められますように。直視できますように。
そのことを通してもっともっともっと豊かな人生、もっともっともっと生きているということを実感を手に入れられますように。
それではみなさん、良い一日をお過ごしください。
生きてるという実感のある一日を過ごしましょう。
土曜日ですね。
それではまた~。
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