見出し画像

千由昔話〜英会話習得への道〜①

丁度1年前に〜
この記事を書いた夜ぅ〜
昨日のことのように
今はっきりと思い出す〜
(丁度でもないし、ちらほら忘れてるけどな)(歌も昭和)

1年前に(正解には1年2ヶ月前・細かいわ)こちらの記事を書きました。


この流れで私は何がなんでも英語を話せるようになってやると、勉強を始めた。と言っても元来怠け者なので、1人でコツコツスタイルの勉強法はできず、近所にあった英会話スクールに週1回通うことになる。

(この時点での私の英語能力ほぼ0。学生時代の英語の成績は非常に悪かった。先生が嫌いというだけで全然勉強しなかったのだ)

初めての英語の先生はカナダ人のグレッグ先生。とても優しくて当時30代半ばぐらいの男性だった。

そこでお知り合いになった方々と友好も深まり出した頃、はたと気付いた。

あかん、このままじゃ永遠に英語で日常会話なんて無理や・・・

怠け者が週一スクールに通ったとて、レベルは0から1へ「タララタッタター!外国人に慣れた(スクールの先生)!」でしかない。これはまずい、あのウェイトレスに向けた怒りを思い出すのよ!というわけで色々考えた結果、


日本語のない世界に行こう! 


との安直な答えが出た。その為の方法は海外留学。でも悲しいかな一年間海外に住み、学校の費用を賄えるぐらいの財力がない。親の援助を受けられる家庭でもない。18歳で就職してから貯金をせず、年2回海外に行き遊び呆けていたツケがこんなところでボディーブローしてきやがった。

手元にあったのは、祖父が生前にくれた100万円のみ。これで留学は無理だ。そんな中で見つけた次の方法、

ワーキングホリデービザ!!

ワーキング・ホリデー とは、2国間の協定に基づいて、青年が異なった文化の中で休暇を楽しみながら、その間の滞在資金を補うために一定の就労をすることを認める査証及び出入国管理上の特別な制度である。 原則として、各相手国ごとに一生に一度しか利用できない。

Wikipediaより


その時この条件に当てはまる国は3カ国しかなかった。
・カナダ
・ニュージーランド
・オーストラリア

今現在はどうなっているのか外務省のH Pを見てみると

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/working_h.html

なんと30カ国に増えているではあ〜りませんか!(昭和しかわからないフレーズ)今の子は恵まれてるね。

目的は英語習得だったので、3カ国の中で1番訛ってない(私比)カナダに行くことを決めた。事務局のある都会まで何回か出かけて情報収集した。

今でこそスマホでクリックすればたくさんの情報が手に入るが、あの頃は「ググレカス」が通用しない世界であったので、己の足と紙の本で情報を集めるしかなかった。今の子は恵まれてるね(再)

最初にいるお金が
・渡航費(片道)
・3ヶ月のホームステイ代
・3ヶ月の学校代

30年も前の話なので、詳細な額は覚えていないが、30〜40万ぐらいだったと思う。あとは働きながら賄えばいいのだ。

若いって凄い。お金も十分にない。語学力はほぼ0の状態で異国に身を置くなんて、今だったら恐ろしくて出来ない。スマホない、Netflixもない、LINEもない、PCもない。あの頃は海外が遠かった。海外から日本への通信手段と言えば、テレホンカード(恐ろしく高いし、目盛はすぐ減る)か手紙(届くまでに1週間のタイムラグあり)しかなかった。

若いって素晴らしい。恐ろしさより興味の方が勝り、その推進力は鉄砲玉のようだった。

つづく

いいなと思ったら応援しよう!