プロフィール的なもの:4:「林住期」始まり篇
ドイツに渡ってから7年間、私は仕事をがむしゃらに頑張った。
でもたまに「何で一人でここにいるんだろう?」と虚しくなることも多かった。
海外で暮らそうと思いたってここに来たものの、私はいつも一人ぼっちだった。
ドイツ語をあまり話せない私は、日本人以外の友達を作ることがなかなか出来なかったし、
このまま一人は嫌だなと思い、新しくパートナーを見つけようとしてみたが、
これも言葉のコミュニケーションが難しく、良い人には巡り会えなかった。
(外国で暮らにはやっぱり語学は大事だよ)
数年前から
このまま一人の人生でいいのだろうか?
このままここに居て良いのだろうか?
このままこの仕事でいいのだろうか?
このまま
このまま、、、
「このまま~」がいつも頭をグルグル回っていた。
私は「やっぱりこのままじゃダメだ、何とかしなきゃ」と
悶々とした日々を過ごしていた。
そして去年の春、私は「人生革命プログラム」という
パーソナルコーチングを受けてみることにした。
元々「コーチング」の存在は知っていたが、
私にはコーチングは合わないとずっと思っていた。
それは会社員時代にコーチングの本を読んで実践してみたけど、
全く何にも変化しなかったから。
ただ、このコーチングは私が知っているものと少し違った。
「心の穴」が開いている人向けのコーチングだった。
「心の穴」って何ぞや?
試しに診断を受けてみると私の「心の穴」が大きく
そして深く開いているのがわかった。
生きづらい、
やりたいことがわからない、
いつも困難な道を選んでしまう、
やり始めたことが長く続かない、、、
私は心から『自分のやりたいこと』を見つけたかった。
これからの残りの人生、このままじゃ嫌だったから。
そして1年弱、このコーチングを受けて私は自分のやりたいことを見つけた。
私は自分が経験してきたことを活かして
人の助けになれる人になりたいと思っている。
人は行動すれば変われる。
変化することは怖いけど、動かなければ現状は何も変わらない。
結婚も離婚も海外移住も、私が行動しなければ
『今ここ』にいることは無かった。
変わりたいけど変われない人の役に立ちたい。
私はそれを実現するために活動を開始した。
「林住期」今ここからまた新たな人生が始まる。
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