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法人口座開設のハードルは高い

起業するにはいくつもののハードルがあります。

起業は初めて体験ばかり

実際に法人登記する際に、私は司法書士事務所に同行しますが、その時に同行した女性のMさんが言った言葉が、印象的でした。

Mさんが
「起業は心が折れることばかり、楽しみでもあり、不安でもあって、わからないことばかり。でもこの感情はどこかで味わったことがある。そうだ出産の時だって思ったんです」

Mちゃん、そうか起業は出産と同じ感覚なんだね、言い得て妙だわ!と私もすごく納得。
実は司法書士に同行するのには訳があります。

何人もの起業に携わっていますが、相談の多いものは、法人口座を都市銀行にはなかなか口座開設ができません。
最近見ると、個人事業主も、法人もほとんどの方がネット銀行に法人口座開設をしています。

ネット銀行主流の時代

司法書士は銀行とのおつきあいが深い業種です。抵当権の設定などがあるためです。同行した際に、銀行の担当者を紹介していただくことや銀行口座開設がスムーズにいくように伝えていただくこと、などお願い事項があるからです。

私は銀行の異業種交流会に参加していることもあり、都市銀行の口座開設にあたり、ちょこっとコネクションを使わせていただきますが、それでも口座開設にかなり時間がかかります。

マネーロンダリングをすごく警戒しているのですね。

昨年、銀行員は15万人が退職した。と言われています。
昔のように、融資の担当者がついて融資を受ける。なんてことはありません。「口座作って」と銀行員がお願いしてきた時代のがウソのようです。

融資の基準はAIの担当です。よって、手心がないので赤字企業に融資をしてくれるなんてこともないのです。

スタートアップを応援してくれる銀行

スタートアップに力を入れてくれる銀行、地銀があります。ここで集中的にお付き合いすることで、創業融資もスムーズになります。

昨日も起業女子の資本政策話をして「スタートアップを応援してくれる銀行融資を申し込んだら着金が2月になった」
という報告を受け「なんだかスピード感ないなあ」なんて話をしたところです。
スタートアップには銀行の選び方も重要になってきます。

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