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モラ録。26〜義妹〜

義妹の印象は

品が良く、周りに気遣ができて優しい人。
しっかり者で仕事も家事もテキパキとこなし、
物怖じせず、ハキハキと話す素敵な女性
というイメージでした。

義〝妹〟と言っても、
私の方が歳下だったので、
初めの頃は〝頼りになるお姉さん〟と
尊敬していました。


モラ夫についても
相談に乗ってもらったりもし、
義妹一家の帰省時には会える事を
嬉しく思っていました。
いろんな面で大変お世話になったと
今でも感謝しています。


しかし、ある時から
義妹と話しているとなんとなく
心がザラザラする事が増えていきました。



〝あ、これは見下されているんだ…〟
そう気付きました。


私の言動が良くなかった部分も
あったと思います。
モラ夫の私に対する態度の影響もあったのかもしれません。


モラ夫の事を相談しても、モラ夫の肩を持たれる事が増えていき、私は相談する事をしなくなりました。

そしてだんだんと義妹一家の帰省時にモラ実家で強制的に会う事が苦痛になっていきました。



  *******************


ある時、モラ実家の一室の電気のつきが悪い事を義妹から指摘されました。

私「私が来る前から接触が悪かったみたいで…」

義妹「電気の丸い突起部分をきつく閉めれば直るよ」

私「そうなんですか!?知らなかった」

義妹「知らなかった?┐(´д`)┌」

私「うちの実家とは違うタイプの
電気だったので…」

義妹「どの電気も一緒だよー。
ご実家の電気はいつもお父様にかえてもらっていたんだねーʅ(◞‿◟)ʃ」



〝そんな事も知らないなんて〟と明らかな悪意を感じる言葉でした。
でも無知な私が良くなかったのだ…。
言われた直後はそう自分に言い聞かせました。

そして義妹がその丸い突起部分を締め直すと、
電気の接触不良が一時的に直りました。

その時、私と義妹の会話を聞いていなかった
義母とモラ夫がやってきて2人揃って言いました。



『その突起を締め直せば接触不良が直るの
知らなかったわ』




それに対し、義妹は「そうだよ〜( ´ ▽ ` )」
と普通に答えました。

私の時とは全く違う反応に私は耳を疑いました。

3人共知らなかったのに、
私だけが明らかに見下されていました。


  *******************

私が実家へ帰り、
モラ夫と完璧な別居になった際に、
それを知った義妹が私に連絡をして来ました。

その時、私は意を決してモラ夫のDVを義妹に告白しました。

私「モラ夫さんはDVだと思います。
私は胸ぐらを掴まれました」

義妹「ん〜女性がそれを言っちゃうとねぇ。
私も旦那に殴られた事あるよー。
だからそれはDVじゃないと思う。
私もその時は嫌だったけど、1人になって冷静に考えて旦那を許したよ〜」


義妹「私だったら心配かけちゃうから実家に助けを求めたりしないかな。
あ、求めてるあなたが悪いって言ってるわけじゃ全然ないんだよ」


義妹の言葉はDVで傷ついた私の心を更にえぐりました。

優しくて常識がある人だと思っていたけど、
この人もモラ夫と同じで話が通じない人
だったのだ。

義妹は医療従事者でしたが、
人の心の痛みがわからないこの人に
自分は診てもらいたくないと思いました。


  *******************


その後義妹から
〝辛い思いをさせて申し訳なかった〟的な
メールが来ましたが、それが本心なのか建前なのかはわかりませんでした。
どちらにしても心をえぐられた私には何も響かない言葉でした。

そして

DVを判断するのはオメェじゃねぇんだわ(◉言◉)



って返信しました。
※実際はもう少し柔らかい文章です(^_^;)


それ以来連絡来ません\(^o^)/

もう2度と会わなくていいと思っています( ◠‿◠ )








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