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モラ録。21〜土下座〜

せん太を寝かしつけた後、
話があるというモラ夫のもとへ向かいました。


するとモラ夫が先日キレた事を謝罪し、
土下座をしました。
そしてカウンセリングを受けようと思っていると言ってきました。

私はモラ夫自らカウンセリングを受けると言ってきた事には驚きましたが、土下座については驚くほど何も感じませんでした。


私のそれまでの土下座のイメージは
する方もされた方も相当な覚悟がいる事で、
とても重い行為だと思っていました。


それなのにこんなにも何も感じないのは何故なんだろう…と思いましたが、すぐにその答えはわかりました。




私「そしたら、今までに怒鳴ってきたのも良くなかったよね」


モラ夫「今回のは謝るけど、それ以前のはお前が火に油を注ぐからしょうがないだろ。
それ以上言わないでくれる?言われると今回の事も謝る気持ちが無くなるから」


モラ夫はだんだんと不機嫌になっていきました。



…あ?( ꐦ◜ω◝ )



私(この人は何を言ってるんだろう…?)

何も反省などしていない、口先だけの謝罪に
困惑しました。



ふと、『ミステリと言う勿れ』の整君のセリフを思い出しました。


「土下座ってただの動作だから」

「簡単でお金も掛からなくて
心がこもってなくても
別な事考えててもできることなんですけど」

「土下座に意味があると思うということは
あなたはそうしろと言われるのが
すごくイヤなんだということですね」



〝俺が大嫌いな土下座までしたんだから
許すよな?許さない方がおかしいだろ〟

私にはモラ夫がそう言っているように
思えました。


それ、謝罪じゃねーから(΄◉◞౪◟◉`)




納得など到底できるものではありませんでしたが、モラ夫が下手に出ているこの絶好の機会に私は色々と聞いてみる事にしました。


私「あなたは私の両親に5年間、
何の挨拶もしていないけど、お正月とか節目の時だけでもいいから会って欲しい」

モラ夫「その時が来れば会うよ」

私「その時っていつ?
それって死んだ時って事?」

モラ夫「…(お前の両親が)嫌いなんだよ」


好き、嫌いは個人の自由なので仕方がない事だとと思います。それを無理強いして何度も会って欲しいわけではありません。
けれど、嫌なら会わなくていいという理屈であれば、私が5年間義実家に居続けて、
モラ家の親族たちに強制的に会わされてきたのは
なんだったのか。


そしてなによりその理屈だと、真っ先に
モラ夫と会う必要がなくなります(笑)



〝死んだ時〟を否定しなかったモラ夫。

もう会って欲しいとは思いませんでした。



私「何度も言ってきたけど、私とせん太だけモラ実家にいるのは辛い」



モラ夫「今ほとんど一緒に住んでるようなもんじゃん」



平日は仕事帰宅後から夜22時までの約3時間。
休日前や休日は自分の都合で
モラ実家に居たり居なかったり。
自分の私物は98%モラハウスに置いてある。


〝同居〟の定義とは???( ゚д゚)


私は自分の身を守るだけの意味不明な説明を繰り返すモラ夫に呆れ果て、モラ夫に対しての感情がどんどん冷たくなっていきました。


それなのにモラ夫は謝った自分は許されたと
何故か勘違いし、私に対して愛の言葉を囁き出しました。


この温度差がまるでわからないのか、
この人は…(゚д゚lll)


ドン引きを通り越して嫌悪感しかなかった私は適当な理由をつけてその場から逃げましたεεεεεヾ(*´・ω・`)ノトンズラッ



その数日後、
私は予約したDV相談の面談へ
何の躊躇もなく行く事が出来ました\(^o^)/


人の気持ちが全くわからないモラ夫。
例え本当にカウンセリングを受けたとしても、
己のDVを認め、相手の事を尊重出来るまで何年も何十年もかかるであろうと思いました。
そして家族は共に痛みに耐え、それを支え続けなくてはなりません。






ごめん、無理!!( ´ ▽ ` )ノ

私は匙をぶん投げました(っˊᵕˋ)╮=͟͟͞͞ブォン


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