夏休みの良かった出費② 初!東北旅行
映画「殿、利息でござる!」の舞台になった、宮城県の吉岡宿。夏休みに、行ってくることができた!
私は、東北地方に行ったのが人生初めて。
仙台駅を出ると、猛暑とものすごい人、人、人‥
仙台駅までも、よく来れたなあ💦という大変なアクセスだったけど、吉岡宿に行くバス停が全然わからない。。
歩き回ってやっと案内所を見つけて、そこで乗り場を聞いた時、初めて東北の訛りを生で聞いて、「あー、来たんだあ〜」と実感できて嬉しくなった😄
仙台駅から、バスに乗って1時間、冷房が程よく効いて空いた移動(片道1000円)は、ほっとした。
吉岡宿に着くと、え‥と、宿場‥町??
なんか、普通の静かな住宅街で、お、思ってたのと違った💦
吉岡宿本陣案内所というのが近くにあるようなので、そこに入ってみると、客は他に誰もなく、穏やかでとても目の綺麗な80代のお爺様が、吉岡宿について丁寧に説明して下さった。
「殿、利息でござる!」を見て、ここへ来たことを話すと、館内の、映画の人物相関図を指しながら、目を患っていた浅野屋甚内(映画では妻夫木聡)は、かなり長生きしたこと、それに比べると主人公の穀田屋十三郎(阿部サダヲ)は、宿場町の行く末をあまり見届けられないまま亡くなったことなどを教えて下さって、その史実はちょっと意外だった‥
十三郎たちが苦労して叶えていったことも、明治政府の時に撤回されたり、宿場町に大火が二度あったり、そりゃ、大勢の観光客で賑わう宿場町、という感じにならないのは当然だと思った。
それに、震災の時、ここはどんなだったんだろう‥
こういう、なんでもない静かな、生活を感じる町の様子が、とても凄いことだと思った。地味の尊さというか。
そんな中に、現在にまで続く浅野屋さんの酒屋があったり(トップ画像)「あっ、この名字の人、映画にいたね!」と子どもが気づいた表札があって、おそらく子孫の方なんだと思ったり、なんだかとてもじわ〜っとなった。
ああ〜‥ここに来れて良かった😢
さっきの気の休まらない仙台市街と違って、とても自分のペースでゆったり濃密だった。
案内所の、羽生結弦さんのNGシーンの写真、可愛いかったな~♥️
お土産に穀田屋さんの手拭いを買った(620円)
一粒の花の種は地中に朽ちず
終に千林の梢に登ると
謂ふが事も候へ
穀田屋十三郎
この言葉、すごく勇気になる✨
エスパーニャンコにぶら下がった、自作のバカボンのパパも絶賛してるよ♪
小さなことを、長い目で大事にしていこう、という思いを強くできる