【ビデオ棚から⑤】はりもぐハーリー
これは、ハッチポッチステーションの頃に放送されてた、はなかっぱの系列(?)にあたるアニメ。
ハリモグラのハーリーたちが住む場所には、人間の世界のものがたまに川から流れ着くことがあって、これはきっとこういうものだ、とヘンテコな使い方(洋式便器を、蓋の付いたおしゃれな花瓶として、ワニのイヤミなおばさまが花を活けてくんくん嗅いでる図とか)をしているのが面白い。
ハーリーは、それらの物を通して、こんなにすごいものが作れる人間って、きっと素晴らしいもの、いつか会ってみたいという夢を持っている。
私はまだらにしか見てないので、ハーリーのその夢が叶ったのかわからない。人間が、そういうものであって欲しいな‥✨
理由はわからないけど、パンダに憧れがあって、マスクをかぶって自分たちは「極悪パンダ兄弟」だと言い張っているシロクマの兄弟。
無理をしてパンダを続ける彼らは、最後どうなったのかな〜?きっと、シロクマのアイデンティティを受け入れて、幸せに暮らすんだろうな〜(深い)
ネットはとても便利で、面白いけど、だからこそ、ネットを離れた時間を意識してとらないと、怖い‥
寒い季節に、暖かい部屋で、昔録画したテレビ番組のビデオを見るのは楽しい。
ネット上にないもの、今は放送できない映像を含むものなども結構あるので、このテープたちは貴重。
30年くらい前、関口宏さんの「知ってるつもり?!」や「ワンダーゾーン」の他、「女神の天秤」という番組があった。
これは、知ってるつもりの犯罪者版というか、実際の犯罪者について、生い立ちから、そのような犯罪事件を起こすまでの経緯の内容で、ものすごく戦慄で重いけど、ワイドショー的じゃなくて、番組の姿勢は好きだったので、時々見ていた。
これは、録画は一つも持ってないけど、口にするのも恐ろしいようなのはとても書けないけど、なんかちょっと感動してしまったというか、そういうのを2つ覚えている。
クヒオ大佐と名乗る結婚詐欺師と、阿部定。
クヒオ大佐は、話を聞いているうちに、なんか尊敬し初めてしまった…
よっぽどマメで気遣いができる人じゃないとできないし、男として色気、ドラマチックな魅力がないと無理。
クヒオ大佐の被害者の女性で、「騙されているとわかってたけど、私はあの人との時間を買ったんだ」と言い切った人もあった。言っちゃなんだけど、「大したもんだ!👏」その女性に「被害者」って言うのは、失礼な気がする。
ホストになればいいのに‥ ローランドさん凌ぐような能力の高さかも。でも、詐欺の方が、儲かるのかな〜?、スリルというか、面白いのかな〜
競馬みたいに、一回大きく当ててしまうと、忘れられなくなってしまうのかな〜‥
なんか、堺雅人さん主演で、クヒオ大佐は映画化されてるそうで。なんかわかる。
阿部定(あべ さだ)。確か、激しい不倫の恋愛の果てに、相手の男性から殺してくれと言われ、その通りにする。
そして彼の局部を切り取って、肌身離さず着物の帯の中に大事にしまい続け、捕まった時、「わたくしが、お尋ね者の阿部定です」と自らカメラに笑顔で名乗り出た。
その実際の映像が番組で放送されていた。これまたドラマチックな‥
出所後、「疲れた」という言葉を残して、行方不明。「女神の天秤」放送当時、まだ生きている可能性のある年齢だったはず。
阿部サダヲは、なぜその芸名にしたんだろうか??ちょっと調べたけど、わからなかった
春休みが始まるので、note記事はしばらくお休みします