ターシャ・テューダーさんが大好き!④
「楽しいことは、それを楽しみにして待つ喜びも大きいものです。その日が来たら思う存分楽しみ、その楽しみをできるだけ長引かせましょう。」
私にとって、とても自信になった言葉。
私はもともと、結構こういうタイプだった。
でも、周りと比べ、どうやら楽しみにしている気持ちや、過ぎた後の「楽しかったね」の温度が高いというか、感情の入り込みが大きいので、他の人の冷め具合にがっかりするというか、自分が取り残される感じや、自分が「遅い」ような不安感が強かった。
この性格は、「物持ちの良さ」にも繋がっていると思う。
「まだそんなもの持ってるの?」
「あったね、懐かしいー」
よく言われる。
情報過多が苦手。。
まだ美味しく食べているところなのに、「これも美味しいよ」「あれも食べたらいい」と、空腹ならそれらは美味しいに違いないけど、今のを完食したいのに、次々に出されるのは嫌になる。
写真を大量に、撮るだけ撮って、見返さないのは我慢ならない。
狭く深いタイプ。
もっと、速く広くしなければ駄目だろうか
そういう不安、恐怖感に悩んだこともあったけど、「その深さは貴重だから、そのまま深くしていけば、自然と広さに繋がるよ」と言ってくれた人がいた。
もっと後になって、「繊細さん」の本を読んだ時、同じような言葉があってびっくりした。
私には、自分のこのペースがやはりいいんだと思った。
1日に映画を何本も観る生活とか、しょっちゅう旅行に飛び回るとか、そういうのに向いている人もいる。
私は、前もって予定などの時間を楽しんで、後の時間も長く楽しんで、しっかり自分のものにする、ゆったりぎっしりが幸せだから、ターシャさんの言葉を知って、ますます磨きをかけていきたいと思った。