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幾つもの不安な夜を越せる 魔法のハグ
お久しぶりです。
Chiyoshiです🐈
娘が生後2ヶ月を迎えました🌱
娘が生まれてから2週間検診までは自宅で過ごし、その後は実家へ里帰りしていました。
小さな命をなんとか生かさねければと
出産の傷も癒えない中、ワンオペ育児となった期間は心の余裕もなく泣いてばかりいました。
娘さえ無事なら、元気なら私はどうなったっていいと本当に思っていました。
心身ともに疲れ切っていたのだと思います。
その極限状態で、実は実家への里帰りも、辞めようと思っていました。
染みついた長女気質 親にも見せられない弱った姿
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長女として生まれた私は「お姉ちゃんなんだから!」と厳しく育てられたわけでもないのに
典型的な長女気質です笑
それは小さい頃から4つ下の双子の子育てで大変な母を支えようと、成長してから母を守ろうとしていたように思います。
そのため、私にとって母は心配をかけたくない存在、弱っているボロボロな自分を見せたくない人でした。
けれども心身ともに疲弊している私を両親が放っておくわけもなくあれよ、あれよと実家に帰ることに。
これは意外でしたが、この里帰りによってまた少し母との関係が変わりました。
出産の傷を癒しながら 母と過ごす穏やかな時間
思えばがむしゃらに 休むことなく働いてきた8年間、実家でゆったりと過ごすのはずいぶん久しぶりです。
実家では本当に至れり尽くせり、毎食栄養たっぷりのご飯を出してくれるし、3時間おきの授乳の合間は娘を見てくれ、私も眠ることができ、徐々に体が戻っていくのを感じました。
(睡眠不足は人を狂わせます💤)
そして、責任感のある複数の大人の目があるというのはこんなにも心強いものかと、、、
産後間もないワンオペでは全責任が自分1人に乗っかっていたので本当に気を休める時間もなく、ろくに眠ることもできませんでしたから。
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里帰りで順調に心身が癒されていく中、これまでなんとか堪えていた感情が決壊してしまった夜がありました。
生まれた子供が夫側か妻側かどちらに似ているというやりとりはよくありますよね。
娘は生まれた時から夫にそっくりでした。
夫のことを好きで結婚したわけですから娘が夫に似ているのをとても嬉しく思っていました。
ですが、義家族に「👶ちゃんは〇〇(夫)にそっくり。Chiyoshiちゃんの要素全くないね」と言われたことでとても悲しくなってしまい、涙が止まらなくなりました。
夜、娘を抱っこして寝かしつけてくれた母に
「私のことも抱きしめて欲しい」とお願いしました。
母は、わんわん泣く私を抱きしめながら
「よく頑張ってるよ。こんないいお母さん知らないよ。お母さんからしたら〇〇(娘)ちゃんも、Chiyoshiも一緒。大事でたまらないよ」と頭を撫で続けてくれました。
母から注がれる無償の愛 一生忘れられないハグ
その時、母が言ったのは孫だからかわいいんじゃなくて大事でたまらない娘の私が生んだ子だからかわいいんだということでした。
母になっても、いくつになっても私は娘であり、いつまでも大事でたまらない存在なのだと。
思い返せばこの里帰り期間、娘のことに精一杯で後回しに、蔑ろにしがちな私のことを一番気にかけてくれたのは母でした。
私はこんなに大切に思われているんだ、愛されてこの歳まで成長したんだと両親からの愛をたくさんの愛を受け取った里帰り期間だったように思います。
そして母に抱きしめてもらった夜のことを思い出せばどうしようもなく泣きたくなってしまう夜があったとしても乗り越えていけると思いました。
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Chiyoshi🐈