46: 合唱団についての話 & マタイ受難曲「神よ憐れみたまえ」
学生の頃は、高校・大学と演劇をしていました。
そのため、声を出すことが好きだったのですが、会社に入ると中々声を出す機会が無くなってしまいました。
そんな中で、会社に入っても声を出せる場所として合唱団に入ることにしました。
偶々、縁があって入った合唱団はバッハの宗教音楽をメインに歌っているところでした。
今までの自分にはまったく縁の無かった世界で最初は大分とまどいました。
ただ、そこで歌った時の感動は忘れることが出来ません。
自分のパートの中で、周りの声に自分の声が溶け込んだ時の快感はまったく知らない世界の体験でした。
そこで、歌うようになった後で、自分の中で変化がありました。
昔からクラシック音楽を聴くのが好きで色々な曲を聴いていたのですが、声が入った音楽を聴くことが出来ないでいました。
ところが、自分が歌うようになってから声が入った曲を聴くことが出来るようになったのです。
その後は、宗教音楽でもオペラでも、楽しく聞くことが出来るようになりました。
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今日は、自分が好きなバッハの「マタイ受難曲」からアルトのアリア「神よ憐れみたまえ」の動画をアップします。
ひとつは、リヒター版の歌
もう一つは、ひとつは、歌詞付きの動画になります。