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父親からガンにならないための食生活の情報が送られてきたが‥‥正しい情報を冷静に判断して 食に感謝したい

昨日、父親からLINEで怪文書が送られてきた。
プリントされた文書を写真で撮ったもの。

内容はざっとこんな感じ。

ガンにならないため、治すためにはどうするのか
世界はマインドコントロールされてきた
牛肉、乳製品に。
世界で牛肉を1番よく食べている国は、世界で牛肉を食べない国より45%もガンでの死亡率が高い…

などなど

この文章からは、何が言いたいのかよく分からない。

後からの父の説明によると、要は

アメリカ産牛肉には発がん性物質が含まれている。
菜食に切り替えた方が、
健康預金ができる

というもの。
さらに

朝は食べずに
昼と夜は腹八分目で食べる
乳製品はやめた方がいい
その代わりに豆乳を

ということだった。

要はガンにならないためには、
完全なる菜食中心にした方がいいって事かぁ。


この話を聞いた私の感想は、
まず
牛肉に発がん性物質があるのかどうかはさておき、

父親からの情報は眉ツバ的なものがほとんどだ。
どの情報も慎重に疑う。

それから

この情報は、頑張って牛を育てている畜産関係の人たちに失礼な情報だと思う。

この情報を流した人たちは
食に対して、食に携わっている人たちに対して感謝の気持ちをもっているのだろうか。
野菜を育てる、生き物を育てる、
その大変さを知っているのだろうか?

そして

まず朝ごはんは絶対に外せないと思った。
食べないと昼までもたない。
栄養的にも、夜から何も摂らない状態なわけで、エネルギーやその他の栄養素が昼までの活動で持つのかどうか。
昼か夜のどちらかで食事をぬくのなら分かるけど。

あと、これだとタンパク質不足にならないか?
タンパク質は、肉類や魚類、卵、乳製品、大豆などの豆類などに含まれているわけで、
大豆などの豆腐や豆乳から十分に摂れるものなのだろうか?

あ、でも精進料理というのもあるなぁ。


父に対して私に1つの不安がよぎった。

今は亡き義父(夫の父)の事である。
義父は元気な頃から家に引きこもる事が多く、
昼からテレビの前に座って、お酒を飲んでいる事が多かった。
そのせいか、食事を摂ることが減って体力がみるみる減っていって、歩くのがおぼつかなくなっていった。
筋力が減ったためだった。
その時相談にのってもらっていた保健師さんから
筋力をつけるためにタンパク質をしっかり摂るように指導された事がある。
薬局でタンパク質のドリンクを大量に買って、義父に飲んでもらっていた記憶がある。

父は一人暮らしで自炊している。
年齢は80代に入ったが自営業で仕事してるし、元気に過ごしている。 
義父とは違って活動的だ。
ただ、自炊できるとはいっても、精進料理のようなちゃんとした料理が作れるのかどうかは疑問だ。

タンパク質不足にならないかという事と、
義父が栄養不足だった頃こうだったよと伝えたら、

その分豆乳で補うから大丈夫!

との返事だった。

まあ、今は義父の時のようにはならないと思いたいが、
年齢が重なると、筋力を保つためにタンパク質は必須だと私の経験上そう思っている。

…という事があり

父の言う菜食中心の食事を続けるのが本当なのか

私の思っている、今まで学校や資格のために勉強してきた食生活の事が正しいのか

それとも、今ネットなどで流れている様々な健康に対する情報が正しいのか

正しい食生活の情報とは?

色々考えすぎてしまうと、頭がこんがらがってしまう。


こういう時は、まず一呼吸おいて、深呼吸してみよう。
それから、公式など確かな情報源から、正しいことを調べてみようと思う。


この情報の事はとりあえず置いておいて、
食生活を変えるかどうかは
もう少し正しい情報を調べてからの方が良さそうだ。


今日も食に感謝。



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