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「居場所カフェ」実現!
千葉のとある高校で、
気軽に立ち寄れるカフェが、
定期的に開かれている。
初めは、
「子どもの貧困対策」
そんなことから始まったけれど。
地域、企業が関わって、
生徒たちも、
様々な大人の方と触れ合う機会になっている。
カフェなので、
おにぎりやフランクフルトが振る舞われる。
1年生のとある生徒さん。
毎回参加をして、
友達もできて、
何より、
学校が楽しくなったと微笑む。
運営は、
現役の教員の方や、
元教諭の方によるNPO法人でなされている。
他にも、
フードバンクなどから提供された食料を配布したり、
悩みを聞いたり、
アルバイトや就職先を紹介したり。
必要に応じて、
相談機関に繋ぐこともされている。
活動のきっかけは、
県立の定時制高校の給食が、
2018年に全面廃止されたのがきっかけとか。
成長盛りの年齢で、
バランスのとれた給食がなくなることに、
危機感を持たれて。
当時は、
食料配布だけだったけれど。
神奈川県の「居場所カフェ」を参考に、
2021年から始められた。
千葉県では、
昨年度から居場所カフェの取り組みを予算化して、
中核地域支援センターで、
10校のカフェを開いている。
定時制高校の元教諭をされていた、
副理事長の話。
不登校を経験した生徒、
1人親世帯の生徒、
病気や、障害のある親の面倒を見ている生徒、
外国にルーツのある生徒など。
語れる環境にない子どもたちになりがちだけれど。
カフェがそんな場所になって、
心の拠り所になったら。
救われることもあるだろうか?
副理事長さんは考える。
様々な大人たちと交流する中で、
多様な考え方や、
生き方があることを知って欲しい。
考えさせられますね。
1人で抱えきれないことは、
大人も、
高校生も持っていて。
理解し会える中で、
心が通じ合えることって、
大切だから。
本来なら、
家庭がホッとする場所であれば、
そんな嬉しいことはないのだけれど。
親子だから、
吐き出せないとか、
心に閉じ込めてしまうとか。
そんな時、
何気ない居場所があったらなぁ。
広がりを期待している1人です。
照れてしまったり、
素直になれなかったり、
そんな年齢かもしれないけれど。
大人になった時、
心の形成に、
とても影響をもたらして。
人に優しく出来る、
そんな機会になれたら嬉しい。
国内も海外も、
複雑な時代だからこその取り組みで。
ステキな大人になって欲しいから。
ありがとうございました。