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好きな様に生きてくれれば良いよ、それが良い
若い時は、
何の迷いもなく、
息子たちを連れて、
あちこちの山へ登ったけれど。
もう70歳。
筋トレをしても、
老化とせめぎ合っている感じで。
今回の好きな光景を挟みながら。
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好きな一枚。
遠くの山並みと、
湧き上がるガスが対照的ですね。
今回も、
山では2人で、
漢方胃腸薬を飲みながら。
息子たちには、
心配をかけながら...
もちろん、
無理のない行程に心がけているが。
アルプスとなると、
やはりハードで。
山小屋で休みながら考えた。
そして、
鑓温泉でLINEに書いてみた。
「どうなのかなぁ?親として。
そろそろ、大きく変換する時かなぁ」
そうしたら、
戻ってきたメールが、
タイトルの言葉だった。
「好きな様に生きてくれれば良いよ。
それが良い」
そうなんだね。
滑落なんて絶対したくはないけれど。
背中合わせなんてことも。
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息子たちも知っている。
2人とも山が好きなことを。
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向こうに見えるのが、
白馬鑓ヶ岳。
アルプスでも、
ルートをうまく考えれば、
まだトライ出来るだろうか?
気持ちが揺れ動いてはいるけれど。
その時、
その時に考えよう。
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自然現象ではあるけれど。
一瞬、
一瞬変化する様子に。
小さな悩みや、
揺れ動く心にも、
何となく答えを用意してくれる。
そんな気がした。
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仕方ないなぁ、
山の魅力を少しばかり知ってしまったのだから。
あと数年ほど。
体が、
心が。
頑張れるなら。
無理のない行程で、
自分たちなりの登山を続けたい。
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こんな、
キントンの様な雲が生まれる山。
たまらないなぁ。
ありがとうございました。
また!