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「ちょっとした幸せを感じた瞬間」 アフリカの島国で(現地の写真から)。

こんにちは。ちよはち商店 代表の田中です。

前回の記事「 ちよはち商店 開店までの軌跡 vol.2」では、私がマダガスカルに到着した、その日の出来事や心境をありのままに書きました。


到着した翌日から早速仕事が始まったわけですが、その頃、私が配属された支店のプロジェクトはまだ立ち上げ間もない時期で、組織が十分に機能・成熟しきっていませんでした。

日系インフラ企業の経理・財務(Accounting & Finance)チームをまとめるべく採用された私ですが、部下(当時5~6名程度)は全員が外国人(マダガスカル人+助っ人として他国で経験のある非日本人)でした。
※というよりマダガスカルでは私が「外国人」になるわけですが…。

そのような国際色豊かなメンバーでの組織作り・ルール作り・業務手順の策定は想像以上に難しく、日本では皆が当たり前のようにやっていること(例えば、経費精算など)さえも、当時は的確な手順を踏むのに一苦労というような状態でした。

そのため、いち早く経理財務チームを機能・成熟させるべく、仕事漬けの中々ハードな日々を送っていました。


マダガスカル赴任当初はそんな日々を送っていた私ですが、今回の記事では、私がマダガスカルでどのようなことに「ちょっとした幸せ」を感じていたのかを現地で撮影した写真を使って紹介していきたいと思います。



幸せを感じた瞬間 その1「美しい自然に触れているとき」

週末によく訪れた砂浜

私が住んでいた都市は海に面した港街だったので、週末はよくリフレッシュと運動不足解消を兼ねて海辺をランニングしていました。

波音を聴きながら、普段の仕事を(できるかぎり?)忘れて汗を流しているときはささやかな幸せを感じていました。

日本でも、都市部や山間部に住んでいると、見渡す限り地平線が広がるような海を眺められる機会は少ないと思います。

マダガスカルの海沿いの街にいたからこそ、海辺を散歩したりランニングすることは、海好きの方であれば開放的で心のゆとりを持てる方法の一つになるなと実感しました。

マダガスカルの海岸線で見た初日の出


幸せを感じた瞬間 その2 「マダガスカルご当地ビールを飲んでいるとき」

マダガスカルには国内で有名なビールがあります。
その名も「Three Horses Beer (THB)」。
このフランス語読みを(強引に?)日本語発音に直すと「テアシベ」となるので、日本人は皆そう呼んでいました。

味はクセが少なく日本人でも飲みやすいです(糖分が高く酔いやすいという噂です。真偽不明ですが)。
蛇足ですが、私はお酒が強くなく、下の写真の瓶1本ですぐに顔が赤くなる人間です(どうでもいい)。

週末に海辺でビールを飲んだときの一コマ


幸せを感じた瞬間 その3 「マダガスカルでしか見れないものを見たとき」

上述の「幸せを感じた瞬間 その1」 とも被りますが、日本では見たことがないような動植物を見ることができた際は、日本にいる時とは異なる感覚の幸せを感じました。

マダガスカルは島国なので、他国では見かけない動植物が数多く存在します。諸説あるようですが、およそ80%以上の動植物がマダガスカルにしか存在しない固有種だそうです。

私が住んでいた街では、30cmはあろうかというトカゲを頻繁に見かけました(写真がありませんでした。すみません。)

西南部の都市であるムルンダバという都市を訪れた際は、下の写真のようなキツネザルや、日本でも有名なバオバブの木も見ることができました。

国立公園で見たマダガスカル固有のキツネザル
バオバブの木が立ち並ぶ「バオバブロード?」

特に、バオバブの木が立ち並ぶ風景を目の前で見た時は、ちょっとした幸せというよりは、木々の大きさや迫力、その神聖さから、心が揺れ動くような大きな感動を味わいました。

以上、マダガスカルにいたときに(ちょっとした)幸せを感じた瞬間 その1~3をご紹介しました。


私たちちよはち商店は、鹿児島・南九州を拠点として現在活動しています。

今回は私が海外にいたときの話でしたが、鹿児島も自然豊かで美しい風景の広がる場所がたくさんあります。
「ちょっとした幸せ」・私たちの暮らしを彩る「暮らしのつぼ」は意外と近くに数多くあるかもしれません。

ちよはち商店では、地場の特産品や工芸品を中心に、作り手さんの心が込められた品々をお届けしますので、自然の美しさ・豊かさも感じながら楽しんでいただくこともできると思います。

現在そのための準備をしておりますので、皆さんぜひ楽しみに待っていてくださいね。

ちよはち商店 代表 田中


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