読書会記録 今年読んでおきたい本
■開催日時 2021年12月4日(土) 6:00-7:30(オンライン開催)
■参加人数 3人
■内容
もう師走ですね。働きながらの子育て等、仕事も立て込んだり、年越し準備を始めたり。忙しい毎日ですが、月に1回の読書時間を持つことで日々の暮らしを俯瞰します。今回は、「気がつけば師走。今年読んでおきたい本」をテーマに、本を持ち寄りました。
スケジュール管理の話、思考法やコミュニケーションなどそれぞれが気になる本を準備。事前に読む必要はなく、時間内で読めるところまでの感想をシェアします。消化しきれずにモヤモヤすることもたくさんありますが、メッセンジャーグループなどでその後感想を交換してカバーしています。
読書会の流れは下記の通り。
初めに今日の読書会を終えた時、どんな気持ちになっていたいかを発表。その後
①本を知り②問いを立て③探し④共有し⑤行動にうつす
という5ステップを目指して1時間半を過ごしました。
”行動にうつす”のが大切な点です。最後に参加者同士、メッセンジャーなどでそれぞれが行動したことなどシェアし合います。
この読書会は、それぞれの本の内容を深めるより、なぜ今この本を読むのかという点や他の方が選んだ本との出会いや本同士のつながりに重点を置いて進めます
■持ち寄った本
①Think clearly 最新の学術研究から導いた、よりよい人生を送るための思考法
ロルフ・ドベリ/著 安原実津/訳
出版社名 サンマーク出版
②クオンタム思考 テクノロジーとビジネスの未来に先回りする新しい思考法
村上憲郎/著
出版社名 日経BP
③LISTEN 知性豊かで創造力がある人になれる
ケイト・マーフィ/著 篠田真貴子/監訳 松丸さとみ/訳
出版社名 日経BP
■読みたかった理由
・過去に他の人が読んでいて気になっていた、モヤモヤしていた時に目に止まった!
・高野山のマインドフル研修で話しているときに話題にあがった
・職場でのコミュニケーションに悩むことが増えて、この本のタイトル・帯『「聞くこと」は最高の知性』に惹かれた
■本から得たヒント
・飛行機は予定通りのルートを飛んでいるかどうか?実際はほとんどが微修正しながら飛んでいる。人は明らかな間違いを気にしすぎ。概ね正しい、でよい。何につけても思ったようには行かない。「修正する」は良くないことではない。
・量子力学の考え方に0と1両方の状態を併せ持つことができる=非常識がある。
(量子力学のように)常識にとらわれず挑戦せよ。みんな、これから理系の勉強頑張れ!!
・「よい聞き手」とは、心からの好奇心を持って、礼儀正しく熱心に耳を傾けることができる人(聴くことに意識を集中させ、聴くために他の感覚も動員する。脳みそをフル稼働させて入ってくる情報全てを処理し、そこから意味を引き出す、聴くことのゴールは理解。聴くことには努力が必要)。理解したい、つながりたい、そして成長したいから、しっかり耳を傾ける(聴く)ことができる。一方で、つきあいが長くなると、互いに相手への好奇心を失いがちになり、必ずしも思いやりがないわけではなく「相手を知っている」と思い込んで話を聞かなくなることがある。実は私たちの誰もが、愛する人に関して思い込みをする傾向がある。パートナーや子どもとのコミュニケーションで特に、注意したい。
■参加者の感想(一部)
・読書会のおかげで、新たな思考を深められただけでなく、家族と話すきっかけができて、感謝感激ですっ
・自分が絶対手を出さないような分野の本を他の方が手に取られていて、刺激を受けるし、興味を広げるきっかけになります
・月1で本に触れる機会は私にとっての贅沢な時間。素敵な皆さんと考えを共有できて毎回感謝です
次回は1月8日を予定しています。ぜひご参加お待ちしていますね!
1月15日のイベントにも参加します。こちらもよろしければどうぞ!
イベントに参加された後で、ご負担のない範囲で「楽しかった」「また参加したいな」という前向きなお気持ちになったとき、サポート(投げ銭応援)していただけたら嬉しいです。