夏の着物の暑さ対策
盛夏に着物を着る時、特に昼間のお出かけは暑さ対策が必須です。私が住む山梨の暑さは、国内最高気温の上位☝️に入ることが多い地域で💦昼間は危険な暑さとなります😱そんな時の着物は、なんとかして暑さを軽減⤵️しなければなりません。前回のblogでもご紹介させていただいたように、
(前回のblogはこちら↓)
https://ameblo.jp/banri55/entry-12862534820.html
着物の中(下着など)を工夫するのはもちろん、私の場合は移動手段が車なので、着物を着る直前にあらかじめ車のエンジンをかけ、エアコンを入れて車内を冷やしておくようにしています。その上で涼しい部屋で着物を着るのです。(着物を着ている間、約15分の間に灼熱の車内が涼しくなってきます。)できるだけ外に出ている瞬間を減らし、なるべく汗をかかないようにしています。
電車移動がメインの方については特に徒歩も多く、日傘を使っていてもそれだけでは辛いでしょう。
そこで保冷剤をうまく活用することにより、少しでも暑さを凌げると思います。
(以前、横浜に本部を構える私の師匠が教えてくれたのです。いつも電車を使っているだけあって、いかに暑さを軽減するか、かなり工夫しています。)
ではどの部分に使うか、ということですが、
⬆️身八ツ口のところに保冷剤を差し込みます。
(洋菓子店で入れてくれるような小さな保冷剤です)
キッチンペーパーなとで包んだ保冷剤を
肌着と長襦袢の間に入れ込むのです。
これで保冷剤が溶けるまで、30分ほど脇の下を冷やしてくれます。
先日、美容院で振袖を着付けたのですが、振袖は裏地の付いた袷の着物です。それに加えて撮影のために補正もしっかりとしなければならないので、暑さを感じないわけがありません。そこで美容院から車でスタジオへ移動する間、お嬢様の負担を少しでも減らすために(ご本人の了承を得た上で)身八ツ口に保冷剤を使わせていただきました。また、移動する間、首の後ろ(衣紋)のところにペーパーで包んだ小さい保冷剤を置き、それに加えて首の横、「大動脈が通るあたりを冷やしながらね」と、別の保冷剤も手渡しました。熱中症になってしまっては困りますので、念には念をです。
この保冷剤は、浴衣の時ももちろん活用できます。
このお盆休み中に浴衣を着てお出かけのご予定がある方は、是非 参考になさってみてください✨✨
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