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[コラム] これからビートルズを聴こうという人におすすめの名曲25選

The Beatles。
それは60年代から70年代にかけて活動していた、20世紀を代表するイギリスのバンドである。
というか、おそらく人類を代表するバンドである。

って、そんなこと知っとるわい!! という人も多いとは思うけど、人生の中でビートルズに出会うタイミングは人それぞれである。

私はビートルズという存在は小学生のころから知ってはいたけど、実際にいろいろな曲を聞き出したのは高校生くらいになってからだった。

日本だと割と最初に聞くビートルズの曲って初期くらいのやつで、オールディーズ的な位置づけで認識される場合が多いかもと思う。

私は高校生のころにがっつりアルバムを聴いて、なんじゃこれはっ!!!!…と度肝を抜かれた強烈な思い出がある。

今まさに、そんなタイミングの人もいるかもと思いながら今回の記事を書いている。

ビートルズは知ってるけど、実はあまり多くの曲は知らない…という人がいたらぜひ参考にしてほしいと思って。

ビートルズには名曲がたくさんあるので、推し曲も人によってすごく違うと思う。
みんなの好きな曲も私は知りたいぞ!!

ちなみに、これは、私の独断と偏見による偏ったおススメ曲なので悪しからず…。


◎Day Tripper

イントロのリフがめちゃロックなのだ。

この曲はジミ・ヘンドリックスがカバーしてて、それもやばい。
↓1:40くらいから



◎Yes It Is

なんとも言えない哀愁の漂う曲。
B面だった曲でアルバムには入ってない。隠れた名曲って感じだな。



◎Rain

ベースがめちゃかこよい。
途中で三拍子になるとこもかっこよい。
これもB面でアルバム未収録。



◎Paperback Writer

この曲もベースとドラムがすごい。



◎Norwegian Wood

この曲で初めてポップソングにシタールが使われたんじゃなかったかな。
日本語だと「ノルウェーの森」って訳されるけど、「Wood」は森ではなく「木」なので、実は森ではない。
本当はノルウェーの木材って意味で家具のことを言っているようだ。

この曲は実は浮気を隠している歌で「Norwegian Wood」は「Knowing She Would」彼女がやらせてくれると知っていた、という意味を裏に含んでいたりいなかったり。



◎The Word

とてもロックなナンバー。
後の「All You Need Is Love」に繋がっていくような歌だな。



◎Taxman

ジョージ・ハリスンの曲でアルバム『Revolver』の1曲目になった政治色の強い曲。
『Revolver』は私が一番好きなアルバムで、このくらいからサイケデリック色が強くなっていく。
この曲は後のモッズとかパンクとかにも影響を与えた。



◎Love You To

これもジョージ・ハリスンの曲。
シタールやタブラが使われたかなりインドな曲。

インド歌謡大好き人間な私にはたまらん一曲。



◎Tomorrow Never Knows

これまで聞いた中で一番の曲はどれか、という無茶な質問をされたとしたら、私はこの曲と答えるだろう。
それくらい、この曲を最初に聞いた時の衝撃はすごかった。
ワンコードなのに壮大で突き抜けている。疾走感と高揚感もはんぱない。
音楽だけでぶっ飛べるということを私は知ったのだった。

Charバージョンもやばすぎる。



◎Lucy In The Sky With Diamonds

なんだか昔のシュールなイタリア映画みたいな雰囲気のある曲なんだ。
幻想的だけどちょっと怖い感じ。

タイトルの頭文字を拾うとアレになるということで放送禁止になったりもしたり。
なんだけど、ジョン曰く息子のジュリアンが描いた絵をモチーフにしたそうな。

アーサー・C・クラークのSF小説『2001年宇宙の旅』 の中で、ビートルズの歌にのせて 「木星の中心核はダイアモンドでできている」 という説が採用されている。いろいろ物語も生まれちゃう曲だ。

ちなみにケンタウルス座に中核がダイヤモンドでできている惑星が2004年に発見され「ルーシー」の愛称で呼ばれている。



◎Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)

『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』というアルバムは、おそらくロック史上初のコンセプトアルバムではなかろうかと言われている。

で、この曲は、アルバムのアウトロ的な曲なんだけど、めちゃくちゃかっこよくないか。
特に冒頭のドラムが好き。



◎A Day In The Life

この曲はやばい。
ジョンが幻想でポールが現実…という感じで幻想と現実を行き来しているような曲なんだ。
しかも精神間を移動するような音と共にスイッチするの、すごい。
これはボーカルが二人いるバンドならではで、私はこのようにボーカルが入れ替わる曲が好きなんだよね。



◎Ob-La-Di, Ob-La-Da

かなり有名な曲なので知ってる人も多いと思うけど、改めて聞いてみてほしい。
このベースやばくない? スカじゃない?
歌詞も最初は普通の夫婦の歌っぽいんだけど、最後に二人の立場が入れ替わってしまうのがおもろい。

いろんな人がカバーしているけど、原曲が一番すごい。



◎Happiness Is A Warm Gun

複数の曲を合体させて作ったとのことで、途中で曲調がガラリと変わるのがめちゃかっこよい。



◎Don't Pass Me By

リンゴ・スターが初めて作った曲。カントリー調のかわいい曲。
ビートルズは全員が作詞作曲をし、そして歌っている。



◎Yer Blues

とにかくかっけぇ。こんなの生で見たらチビってしまいそうだ。
めちゃブルース。

追記:これ、よく見たらローリング・ストーンズ主催の映像作品『The Dirty Mac』だったw
演奏しているのはエリック・クラプトン、ジョン・レノン、ミッチ・ミッチェル、キース・リチャーズ。これはこれでやばし。

ビートルズ版はこちら。



◎Everybody's Got Something To Hide Except Me And My Monkey

この曲が流れだすと踊らずにはおれない。
私はこれを聞きながら家事をしてガン踊りで全く進まない。



◎Helter Skelter

ヘビメタの原点的な曲のひとつとされている。
ヘドバン不可避。

最後の叫び声はリンゴの「I got blisters on my fingers!(指にまめができちゃった!)」

この曲もいろいろな人がカバーしてるけど、これがすごい。



◎Magical Mystery Tour

同題の映画のテーマソング。
なんかどっか不思議な世界に連れて行かれる感じで、旅行の出発時などに聞きたくなる。

映画もぶっ飛んでですごい。



◎I Am The Walrus

『鏡の国のアリス』に出て来るセイウチと大工がモチーフになっていて、アリスっぽいクレイジーな感じ。
映画『Magical Mystery Tour』内で演奏されているので、楽しい映像付なんだ。

なお、今では当たり前となっているMV的なことをはじめにやり出したのはビートルズだと言われている。

Oasisがカバーしてるね。



◎Strawberry Fields Forever

何気にドラムがすごいんだよ。ドラムを聞いて欲しい。
ビートルズってメンバー全員神なんだけど、リンゴ・スターのドラムもほんとに唯一無二感がすごい。
映像もすげー。



◎All You Need Is Love

世界初、衛星を使って24か国同時放送された番組の中で演奏された曲。
変拍子なために、不思議なグルーヴ感のある曲。
「愛こそすべて」そう、愛こそすべてなんだ。



◎It's All Too Much

ジョージ・ハリスンの名曲。
うおーサイケデリック!!!
この曲はアニメ映画の『イエロー・サブマリン』の中で出来るんだけど、その時の映像がまたものすごくかっこよい。Youtubeに動画ない…。
『イエロー・サブマリン』すごいのでまだ観てない人はぜひ見てほしい。



◎Come Together

全体が言葉遊びみたいな曲で面白い。
そしてかっこよい。

この曲が作られた背景とその後もめちゃくちゃな結末でよい。



◎Across The Universe (World Wildlife Fund Version)

曲全体がすばらしいんだけど、歌詞がとにかくすごい。
終わりなきお喋りが宇宙を滑っていくようなイメージ。

Fiona Appleのカバーもよい。



以上。
スタンダードナンバーを少し外した感じでまとめてみたけど、どうかな。

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