気が大きくなり過ぎ=天狗→引導を渡された人のお話
以前働いていた会社に、Aという非常に高圧的な社員がいました。
Aは、上司にはうまく取り入っていたので、
比較的可愛がられていたかと思います。
可愛がられているという自負も、Aの天狗を助長するきっかけになっていき、
日を追うごとに、どんどん、どんどん気が大きくなって行って。
とうとう、可愛がってもらっている上司たちの悪口を言いだしました。
「あ〜、やってしまったか・・・」
ある日、Aに、会社は大きな選択をさせました。
「ご不満あるなら、今担当してる仕事
持っていってもらっていいんで、どうぞ出て行ってください」
そりゃ、引導渡されますよ。
自称「会社のエース」A本人は、納得いかない様子でしたけど。
「壁に耳あり、障子に目あり」上司の勘をナメちゃダメですよ。
悪口、バレてないとでも思ってたんですかね。
ちなみに、社内の人物だれも「Aが悪口言っている」と
上司に密告なんてしてません。
むしろ、悪口言っていた人と離れられるんですから
喜ばしいことじゃないんですかね。何怒ってんだか。
言ってることと、やってることの矛盾がすごすぎて・・・。
ぐちぐち言って、周りの空気を自分の思い通りにさせようとする
思想が浅はかなんですよ。
そういう人に限って、自分では何もしない。
Aは、ご立派そうに聞こえる言葉にしても、いっつも受け売り。
「〜って○○さんが言っていた」と保険をかける。
やり口がセコイんですよ。
結局、Aはフリーにならず、担当していた仕事も持って行かず、
退職しました。
Aが退職してから半年後、忘年会に突然乱入してきて
「ワタクシすごい」空気を出して、
ダダ滑りしていた姿は、ただただ哀れでした。
もちろんその後、Aが会社のイベントに顔を出す事は
一切ありませんでした。
Aなりに、自分の場違いさを理解したのだと思います。
「あなたの居場所は、もうないよ」
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