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兄のいる妹

兄のいる妹です。

5歳違いだし、昔は結構差異を感じましたが、
大人になってみると、それは大したものではなくなっていました。

従姉妹や近所の友達に三姉妹がいて、
小さい頃は少し羨ましくも感じましたが、
いまは兄で良かったなぁ…と。

兄を通して、同年代男性の心理や動向?を、
二十数年間つぶさに知ることが出来たし、
男性の繊細さ・脆さなどにも気付けました。

一般的に、女性の方が図太く、逞しかったりしますね、実のところ…。
それはもちろん大事な側面でもあるけれど、
度が過ぎると、かなり無神経だったり残酷だったりさえ…するようにも。

自分の父は、特に精神的に脆く、生い立ちがかなり複雑だったため、
ある時期(自分が未だ小学生くらい)から、
娘である自分に、
『親』や『兄・姉』的な愛情や優しさなどを求めてくるようになりました。

妻である母には、それらを求めても拒絶されたような様子でした。
(それもまた、仕方のないことなのかも知れませんが…。母は姉妹が沢山いる中間子、気はかなり強いです。)

男性の持つ、根源的な弱さ。
育った家庭で、兄にも父にも凄く感じたので、
自然と、特に男性は窮地に追い込まないように、
気を付けてきました。
(もちろん女性も、だけれど…。)

そんな環境下で、自分自身の中にも、
男性の心が、他の同性よりも強く存在するようになり、そう言う意味での弱さや脆さも、同時に得てしまったようです。

そのような関係から、特に、いままで付き合ってきた男性とは、なんだかんだあっても、根本的には理解し合えた・し合えているのかな?とも。
(ある意味、男同士な感覚?で。)

また、一人の時間はかなり大事で、
しょっちゅうつるんだり、何人もでランチ会や飲み会的なことばかりやりたがるような友人は要らないので、
そういう面でも、男性の友人は好ましい人が多いように感じます。
比較的、付き合い方がさっぱりしているし。

そう言えば、同性で仲が良いのは、男兄弟のいる人ばかりです。(いい・悪いではもちろん無く、相性の問題ですね。)
私見ですが、おおらかで、あっさり・さっぱりしている女性が多いように感じます。

著名人でも、大好きなNOKKOさんや、
素敵だなと感じる森高千里さんも、
兄のいる妹、なんですよね。
やはり、シンパシー感じます♪ 
どこかさばけていて、変におんなオンナしていないのがいいなぁと。

兄妹(兄弟)・姉妹の件は置いておいても、
男性・女性に関わらず、
その人の中に異性(両性)が強く感じられるような人が好きです。
そういう人は、バランス感覚がとても優れているし、何より付き合っていて楽しく、自然体でラクです。

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