ゲーム録｜Yuppie Psycho: Executive Edition
R7.2.22 著作権関係の表記について、引用の形式にしました。（見やすさのためであり、記事内容に変更はありません。）
Yuppie Psycho:Executive Editionをプレイしました。
私はホラーが割と苦手なのですが、ポップ寄りなイラストだったのでいけるかな～と思って。
世界的大企業シントラ社になぜか採用された平凡な青年ブライアン・パスターナックとして、初日のお仕事をこなしていく……というのがゲームの概要です。
……が、陰鬱な雰囲気の社内、とんでもない階層社会、奇妙な社員たち、極めつけにブライアンのお仕事は「魔女を殺す」こと。
どう見ても前途多難ですね。
薄暗い社内にごちゃごちゃと積み上げられた備品や人体（!?）、しばしば飛び散っている血などなど、ドット絵ながら攻めたビジュアルです。ちゃんとホラーだし結構描写がエグい。（というかドット絵じゃなかったらプレイできてないと思う）
ちなみにジャンプスケアはないです。良かった。
代わりに大分ドキドキさせられたのが、リソースの管理ですね。
オートセーブがなくアイテム制なので、どのタイミングでセーブするか、すごく迷いました（基本はボス戦前やイベント後にしてました）。
また、薄暗い社内を歩くのに重要な照明器具も点灯中は電池が減る仕様なので、常に緊張感があって、ゲームにメリハリがついて良いポイントだったかな、と思います。
ついでに体力回復もアイテム制です。
私はアクションが下手っぴなので、食べ物で回復する前にゲームオーバーになっていましたが…………
ちなみに、社内のロッカーやブリーフケース（もちろん他人の）を漁るとそこそこアイテムは手に入ります。そこも絶妙。
セーブと言えば、本作のセーブはコピー機に顔を押し付けて魂をコピーする、という形式なのですが、その時のブライアンくんのグラフィックが複数用意されています。すごい。
随所に入るピクセルアートのアニメも、めちゃめちゃ良いので観てほしいです。
ストーリーはふんわりとしか分かっていなくて、最後まで良く分からない部分もあります。エンディングも割と余韻を残すタイプなので、しっかりしたストーリーを求めると物足りないかも？
でもアドベンチャーゲームとしてとても面白かったので、総じて満足です。
著作権表記の下にネタバレの感想があります。
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Steam https://store.steampowered.com/app/597760/_/?l=japanese
©︎Baroque Decay／Neon Doctrine
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ここからネタバレの感想。
といってもそんなにないです。
◯エンディングについて
なんか全体的に、今後のシントラ社が不安ですよね。
ノーマルエンドのレイの言動しかり、ブライアンCEOエンドしかり。
チャップマンCEOエンドはシントラ社没落エンドですが、逆に安心するというか………。
そんな会社でやっていこうとするケイトさんって大分タフネスガールなのでは？
◯悪魔
実はイマイチ良く分かってないやつ。
シントラ父に関わってることくらいしか真面目に読み解けていない。
◯ブライアン
かわいい面をしているのよ…………いつも怪我を負わせてごめんね
頼りなさそうな困り顔をしてるくせに、懐中電灯ひとつで不気味かつグロテスクな社内をグイグイ進んでいくんだから鋼の心臓を持ってるとしか思えない
ついでにパースニップという野菜のことを覚えた
ゲーム内アニメーションだと完全に大根だけれども、カブみたいなニンジンみたいな野菜らしい
◯敵たちの感想
・地雷…うちのブライアンくんがゲームオーバーになる原因、堂々の第一位 ゆるさん
・蜘蛛…すっごい苦手！！！逃げる→誘導→爆破なんて出来るわけない（なんとかした）
・唇…セクシー。まんまとキスしに行って食われた。
・ドットマトリックス…慣れればなんてことないけど、隠れてる机から妙に離れてくれないことがあった。見えてる？変な液体出すのやめてくれる？？
・パーティー会場の魔女…最初本当にどうすれば良いのか分からなくて食われまくったので攻略に頼った。焦らなくて良かったんだ……
・ビデオ監視ルーム…大分やられた。動きが早い＋ブライアンくんの動きがやや遅い＋ダメージ大きいのトリプルコンボ。ボス戦後は心安らかに探索できた。
・化け物レイ…ダメージが大きいのと顔と声が怖いので、苦手です。ほんとに。
