健心

30代会社員。レズビアンです。日々、妄想で生きていますので、日常の妄想や感じたことなどをつぶやいています。小説も書いていますので、随時ご紹介していけたらと思います。

健心

30代会社員。レズビアンです。日々、妄想で生きていますので、日常の妄想や感じたことなどをつぶやいています。小説も書いていますので、随時ご紹介していけたらと思います。

マガジン

  • あの指に帰りたい

    バリキャリお姉さんと若妻のレズビアン小説です。処女作ですので、読みづらい部分多々ありますのでご了承くださいませ。

最近の記事

あの指に帰りたい ~薫の場合①~

彼女が学校に来なくなってから、もう1週間経っていた。 薫のバイト先の居酒屋と彼女のバイト先のカラオケ店が近いこともあって、上がり時間が近くなるとメールのやりとりをして自転車で一緒に帰ることが多かった。 だけどあの日は、週末ということもあって薫のバイト先の居酒屋も繁忙日で、バイトが終わって携帯を開くと、早く終わったから先に帰るねと彼女から短い文面のメールが入っていた。 返事できなくてごめんということと、近々提出予定だった小論文か何かの話題のメールを返したが返信がなかった。早

    • あの指に帰りたい~優季の場合③~

      夕方から雨が降りだした。 優季は由希さんに断って店の予備の傘を1本借りてから足早に外へ出た。今だったらいつもより1本早いバスに乗れるかもと思って、歩道橋を駆け上がった。一瞬、さっきまで落ち着いていた雨脚が強くなった。車のライトに照らされた雨の糸が、こちらまでその黄色い光を引き上げてきてくれるような、届けてくれるような、そんな気がした。 歩道橋を降りていると向こうからバスが来るのが見えた。急がないと、そう思って階段を駆け下りる。 「優季ちゃん!」 後ろから急に呼び止めら

      • 人間はいい部分と悪い部分足して引くとみーんな0なのかもね。他人の粗ばかりを見ないようにしよう。見習うべき部分を誰かから少しずつ、自分として吸い込んでいけたらいいなあ。

        • ほっこりした

          さっき道歩いてたら、けっこう広めの道路の真ん中あたりを凝視してる男の人がいて、渡りたいのかなー?って見てたら 車が途切れたタイミングでその人が道路に走って行って、そこに落ちてた小鳥の亡骸を両手でそーっとすくい上げて、植え込みに運んでそっとそこに置いて両手を合わせてた。 なんだか涙出てきた。 最近特に、人の悪いところやネットでの集団批判みたいなことばかりに目が行ってしまっていて、荒んでいたんだなと。 他人の良いところをもっと見習って自分が成長していくことで、それがちょっとず

        • あの指に帰りたい ~薫の場合①~

        • あの指に帰りたい~優季の場合③~

        • 人間はいい部分と悪い部分足して引くとみーんな0なのかもね。他人の粗ばかりを見ないようにしよう。見習うべき部分を誰かから少しずつ、自分として吸い込んでいけたらいいなあ。

        • ほっこりした

        マガジン

        • あの指に帰りたい
          4本

        記事

          あの指に帰りたい~優季の場合②~

          薫さんのマンションはうちからさほど遠くなく、歩いても二十分ほどのところだった。 一人暮らしとは思えないほど広くて、家具もモノトーンで落ち着いたデザインだった。 物はあまり持たない主義なんだろうか。生活に最低限必要なものしかないからか、広い部屋がより一層広く見えた。 「暑かったねー。優季ちゃんアイスティーでもいい?コーヒー切らしちゃってるの忘れてたの。」 薫さんはエアコンの温度を下げながらキッチンからこっちを覗き込んだ。 「はい!私家ではいつもアイスティーなんで、ありがたいで

          あの指に帰りたい~優季の場合②~

          ポテトとブロッコリーのアンチョビ炒め! ジャガイモ・・・3個 玉ねぎ・・・半分 ブロッコリー・・・1束(1個?) ニンニク・・ヒトカケ ソーセージ・・お好みで ジャガイモとブロッコリーは、4分くらいレンジして炒めてね! 今回は、市販のSBのアンチョビスパイスを使いました!

          ポテトとブロッコリーのアンチョビ炒め! ジャガイモ・・・3個 玉ねぎ・・・半分 ブロッコリー・・・1束(1個?) ニンニク・・ヒトカケ ソーセージ・・お好みで ジャガイモとブロッコリーは、4分くらいレンジして炒めてね! 今回は、市販のSBのアンチョビスパイスを使いました!

          あの指に帰りたい~優季の場合①~

          彼女は何を見ているのだろう。 海の見える小さなカフェ。 必ず毎週土曜日の同じ時間に窓際の同じ席に座って。 スマホを触るでもなく本を読むでもなく、いつも窓の外の同じ方を見ていた。 年の頃は三十代くらいだろうか。いつもデニムにTシャツとシンプルな服装だったが、どこか洗練された大人の女性の気品をまとっていた。 綺麗な人だな・・芸能人の誰かに似てる気がするんだけど、何だっけ・・あのドラマに出てたあの・・ 「すみません。」 窓の外から視線をこちらに移して急に呼び掛けられたので、優季

          あの指に帰りたい~優季の場合①~

          レズビアンの妄想

          こんばんは。初投稿でまだよく使い方分かっていませんがつぶやいていきます。 夕方の近所のスーパー。子供を自転車に乗せて大急ぎで買い物に来る主婦の方、お仕事帰りのOLさん。このご時世なのでいつもよりはすいていて、朝ご飯用のパンもゆっくり選べそうだわーとクロワッサンを選ぶ。 ガラス越しに、小さな子供を連れたお母さんと目が合った。 綺麗な人。目線を合わせたままその人妻を追っていると、私の視線が熱すぎたのか、一瞬目線を外して・・・またこちらに視線を戻した。 私は中学生の頃レズビア

          レズビアンの妄想