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【和訳】Third of Japanese women with mental health issues blame workplace harassment: report

ツイッターにて、以下の呟きを発信したところ、投稿から1日未満で1.2Kのリツイートと2Kを超えるいいねがついていた。

少なからず、記事の概要を知りたいと感じらる方がいることが明らかになったので、「こういう記事を片っ端から和訳してみんなに共有したい」等と呟いた手前、和訳してみた。

日本の労働環境が改善されるよう、問題に向き合ってゆきたい。

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「メンタルヘルスの問題を抱える日本人女性の3分の1が、職場で受けるハラスメントを非難: 報告」
2019年10月4日 By Julie Zaugg and Chie Kobayashi, CNN

(CNN) - 火曜日に日本政府が公表した調査結果によると、メンタルヘルスの問題を抱える日本のキャリアウーマンの3分の1強が、苦痛の要因は職場で体験した何らかのハラスメントであると申告していることがわかった。

日本は依然として男性優位的な社会であり、職場においても女性差別は充満している。WEF (世界経済フォーラム) における、最新の男女格差指数では同国は149か国中110位を記録している。同時に、安倍晋三首相が"ウーマノミクス (womenomics)"なる政策を通して働く女性を奨励し (権利を) 強化すると誓約したにも関わらず、同国はG7の7カ国中、男女の平等性において最下位となっている。

厚生労働省により行われた調査は、2010年1月から2017年3月の間にメンタルヘルスの問題を抱えていたと特定された2,374名のサンプルを対象として実施された。

参加した740名の女性の内、19.7%がセクシャルハラスメントの被害者であることを申告し、16.6%が嫌がらせ、いじめ、パワハラを受けたと申告。21.9%の女性は、事故や自然災害等を目撃したことによるトラウマが要因であると申告している。

今回の調査は過労死等の防止に関する政府白書の一環として公表された。"サラリーマン"文化と酷使的な労働時間で知られている日本は、過重労働による従業員の健康への被害を改善することに、何年も苦労し続けている。長時間労働は深刻な問題となっており、日本語では過労による「死」を意味する「過労死」という言葉が存在するほどである。 

職場関連の問題は、調査が成された1,634名の男性の中でも第一位の要因となっている。23.1%が役割や業務量の変化が要因であると申告しており、15.9%が嫌がらせ、いじめ、パワハラが要因であると申告している。さらに15.3%が上司との問題、12.8%が2週間以上の連続勤務経験を申告している。

報告書では業界毎の過労による自殺数も挙げられている。事務職が41件と最も高く、営業職が38件、運転手が35件と続いている。


補足:
- 翻訳は個人の解釈によるものです。
- ヘッダー画像: 同ウェブページより。
- 厚生労働省 - 平成30年度我が国における過労死等の概要及び政府が過労死等の防止のために講じた施策の状況

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