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素直とは"染まって磨く行為"
月末に投稿している有料マガジン
”ワタシトノケシキ”
その月に学んだことから、今の自分が見えている景色をあなたに届けていく文章を書いています。
実は、2月ぶち当たっている壁は割と明確ですが、意外と分厚いのが現状です…。
引くほど未熟な自分を知り、げんなりしながら向き合い、すぐ下を向こうとする頭をもたげながら必死に前に進んでいる所。(いいぞ!わたし!)
月の半分くらいを経て、課題の解決に直接的には関係ないものの、あ!そうか~私ってこんなこと考えているんだ!と気がつくことがちょくちょくありました。というか、最近は毎日何かしらある。
せっかくなので、そんな私の頭の中を、いくつか小出しに書いていきたいと思います!
私的に新たな発見!と思ったものしか書かないので、ある程度の新鮮さは保証されている…はず…。
無料公開していくので、気軽に覗いてもらえたら嬉しいです。
今回のテーマ「私のとっての素直の定義」
さて、今回のテーマはこちら。
素直ってなに。
言葉の定義って人それぞれだし、それを誰かに強要したいわけでもないんです。
ただ、自分の思う素直さを使って、私は色んなものを吸収してきたという事実はご報告したい。甘くはないし、それなりに苦しいけれど、これによって私の成長スピードはあがっているのは確かです。
ちなみに、Googleさんに頼って"素直"と調べると、「ひがんだ所がなく、人に逆らわないこと。心が純真さを失っていないこと」と出てくる。
なんとなくニュアンスは伝わる。でも曖昧すぎる。
要するに、勝手に自分で解釈してくださいと言われたも同然。というわけで、私なりの解釈をつらつらと書いていきたいと思います。
・・・
実は私、1年前も全く同じ事(素直とは)を考えていて、違う解釈を導き出していました。それがこちら。
✷物事を客観的にみて、柔らかい自分で受け入れながらも、思考できること
長いし分かりづらい。笑
一応紙に図解までしてあったので、載せておきます。ネイルもかわいかったのでおまけに映りこませときました。
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去年の私は、真ん中に”自分の意志”という枠があって、そこは柔らかくしていないといけない。と書いてあります。
現在の私も人間を図解すると、似たような形を思い浮かべます。核のような中心部分と、周りから見えている外面が存在する。
ただ、この1年で前提として大きく変わったものがあります。
まず、絶対に正しいなんてものは存在しない、という考え。この価値観がハッキリと備わりました。
noteでいうと、「流されてもいいと言った私」などが印象的かもしれません。
私にとって良いことは、あの子にとっての悪いこと、なんてことはざらで。人を殺してはいけないとか。当たり前と言われることさえ、「家族が目の前で殺されそうなとき」という条件が付くだけで私は迷いが生じる。
物事を、善悪や正解不正解で区別するのは難しい。
だからこそ、自分の中での絶対なんてものも、当てにならないというのが私の今の価値観です。
このように正しい、正しくないの概念がないとしたら。結局大切なのは、”私は、何を思い、何を選ぶか”なのかなと思います。
絶対に正しいことなど存在しない。
大切なのは、自分の本心。そして選択。
そんなものを前提に置いた時の、私にとっての「素直」の解釈は…
「染まって、磨く」という行為のこと。
どれだけ”それは違う!”と思うことや”私には当てはまらない”と思っても
物事をただ事実として自分の心に入れられるか。
これを私は、染めるという言葉を使います。普段自分色に染まっている中心部分を、一旦相手色に染めること。
自分の心の中がピンク色で、相手が黒い考えを持っているとしても、一回黒に染まってみる。それが、私流素直の第一歩。
それでも、そのまま黒で居続けるのは「従順」や「言いなり」であって、素直ではない。これも私の考え。
それを、磨く=自分の本心に確認するという行為が必要。
・どうして相手はそのようなことを私に伝えたのだろうか?
・この考えは、周りに何をもたらすのだろうか?
・私にとっては悪だけれど、相手にとっては善なのか?それはなぜ?
・そもそも、それって、悪なのか?
・それを踏まえて、私はどういう結論を出す?
この世に絶対はない。だから、一回確認する。
真っ黒になった自分の心と、向き合う。聞く。
中心部分を必死に磨き上げたとき、その色と私の色は混ざり合って深みがかり、元の色よりも間違いなくきれいな色になっている。
…というか、きれいになるまで磨く。
この一連の流れを、現在私は「素直」だと思っています。
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染まる必要はあるのかという疑問
染まる必要はあるのか???というご意見は多いかと思います。
実際私も、1年前までは染まる必要はなく、柔らかい自分で受け入れたらいいと思っていました。
ぶっちゃけ、どっちでもいいと思います。正解はないので。
そもそもこの考えを浸透させたいわけでもない。
例え黒に染まったとしても、やっぱりその意見とは相容れなかったと、元のピンク色に戻るのかもしれない。
「私は、あなたの考えとは違います」。
相手に伝える言葉は、最初から突っぱねた時と同じかもしれない。
でもそこには、自分の中での理由や根拠が存在する。染まらなければ出来なかった新しい自分の中心部分が出来上がっていて、磨き上げた形跡が、きっと前よりも美しく光る。
これが、染まることの大きなメリットかなと私は思います。
逆に、染まることのデメリットは
相手色に染まって、戻れなくなる可能性もある。
非常に危うい。私もこれまで、ちゃんと流されてきた。人の人生を生きたことが何度もある。というか、ずっとそうだった。
染まりすぎた結果、痛い目にあったこともバッチリある。
それでも私がこの方法を今こうして書くことができているのは、単純に磨く力が伸びたこともあるのだろうな…。
書きながらヒシヒシ感じている。冷静にここが1番大事でした。はい。そうでないと、万が一「その素直いいね!」って言ってくれた人がいたときに、再現性がなくなりますね。
自分の本当の気持ちとの向き合い方。
向き合うって言ってるけど、どうやって?という話ですよね。今度はこれを言語化してみます。
新たな気付きをありがとう、素直。
最後に
染まると心がどこかいきそうになるし、磨くのはめんどくさい作業だし、私にとっての素直であるというのは、自分との戦いでしかない。
それでも、今の私は、素直であろうと改めて思います。どんな色に染まっても磨いて磨いて輝く人でありたい。
そのうち、そもそも素直さは必要なのか?わたしにはいらなくなりました。なんてnoteを出しているかもしれませんね。
素直さが善でもないこの世の中で、今この瞬間の私が「こんな素直でありたい!」と言っている。ただそれだけ。本当にそれだけのnote。
それでも、いまを過ぎたらもう書けないから。
リアルタイムで書きました。そんなものも、また書いていけたらと思います。
今回は、そんな素直の定義のお話でした。ちゃんちゃん。長々とお付き合いいただき、ありがとうございました!!
今月の月末noteもぜっっったい面白いので、良かったら定期購読マガジンも覗いてください。
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ワタシトノケシキ|伊藤千梅|note
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