お久しぶりの更新です。息抜き期間、長かったです。
何回もそろそろなにか描かなきゃと筆をとってみたけど、絵の全貌が見えないというか描ききれる気がしない、良いものになる気がしないからと断念すること数枚。
そんな中yoasobiのハルジオンを久しぶりに聴いていたら、ボスを喪ったあとのボーイを思い出して気持ちが溢れたのでらくがき。
↓以下汚いラフ、線画、完成
"あなたの言葉に頷き信じた私を
一人置き去りに時間は過ぎる
見えていたはずの
未来も指の隙間をすり抜けた
戻れない日々の欠片と
あなたの気配を
今でも探してしまうよ
まだあの日の二人に手を伸ばしてる"
"あの日のあなたの言葉と 美しい時間と
二人で過ごしたあの景色が 忘れてた想いと
失くしたはずの未来を繋いでいく
戻れない日々の続きを歩いていくんだ
これからも、あなたがいなくても
あの日の二人に手を振れば
確かに動き出した 未来へ"
最近は泣く事も減ってきてたのに、久しぶりにボーイとボスの物語を思って泣いてしまった。個人的に前半の歌詞が去年、今年が後半の歌詞ってイメージで重なった。
マックが九頭峰誠士郎に憑依した篠崎を「あれはもうボスではないさ」って言った時、そしてマックがペンギンファミリーの舞台をするって決めた時、ボスに贈った歌(I love you)の新しい歌詞を聴いた時
ああ、もうマックは完全に乗り越えたんだなって感じた。
"I love you I love you I love you
そろそろここから離れよう
I love you I love you I love you
輝く世界へ 輝く世界へ"
11月の舞台をやり遂げたらペンギンファミリーとして過ごしたあの時間は、ライトスターボーイにとって完全に過去のものになるのかもしれないと思ってる。
その舞台をやり遂げた時ボーイはどうなるんだろう。ボーイも乗り越えてマックみたいに光を浴びる星になるんだろうか。誰か、ボス以外の人がボーイに傘を差してくれる日が来るんだろうか。
そしたら、こんな悲しい絵はもう描けないだろうな。乗り越えた姿を見たらきっと、篠崎を引きずってるボーイはもう描けない。
FAには、旬や賞味期限みたいなものが決まってて、描ける時が限られてるって思ってる。だからこそ、描けるうちに描きたいものは描いておかなきゃいけない。
乗り越えて幸せに溢れたニコニコボーイも描きたいけど、あまりにボーイが幸せになる未来を長く待ちすぎたせいで、自分は受け入れるまでに時間がかかるかもしれない。
それに、供給があったら描いたのが早いもの勝ちみたいなFA界の雰囲気は苦手だから、こんな風にモタモタしてしまう自分には描けないかもなぁ。他に同じようなものがあるなら描かなくていっかって思う質だし。
FAについて思ってることも、また文章にまとめたいな。11月のRPLに行ける事になったので、その準備もやりたい。
やりたいことがあるってありがたい、描きたいものがあるってありがたい。
描けなかった1ヶ月弱、描いて表現したいものがあるってなんて尊くてありがたいことなのかと痛感した。
インプットをしたくて、たくさん外に出たり色んなものをみても心動かすものに出会えなかったり、それを作品にしたいと思うほどの熱量を持てなかったり。そんなことばかりで、なんて自分はちっぽけで浅くて何もない人間なんだと痛感した。
なにか作品を作ろうとするくらい熱量がある人はみんなすごい。その熱量を与えてくれる人はみんなすごい。描きたいから描く。だけれども、熱量をくれた描く対象への敬意だけは、これからもけして忘れないようにしていきたい。
承認欲求の為だけに描く人間にはなりたくない。好きなものがどう変わっていっても、受け入れられるように努力ができる人間でいたい。たとえ変わることを受け入れられなくても、言葉で攻撃するような人間にはなりたくない。そのために、自分にできることを頑張りたい。
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