【更年期体験談:その1】今思えば「老眼」から更年期は始まった
還暦まで5年を切り、いよいよ自分も老境に入ってきたことを実感して何とも言えない気分の今日この頃。
アラ環という響きにはまだ慣れませんが、長年苦しめられた更年期障害から解放されつつあるのは喜ばしいことです。
……まあ、それによってあらゆる大病のリスクが飛躍的に高くなることを考えるとまた憂鬱になるのですが。
というわけで。今日から何回かに分けて、私自身に次々と襲い掛かった更年期症状の症状について書いてみようと思います。
プロローグ:私が経験した更年期障害の症状
私が経験した更年期障害の症状は以下のものです。
・生理の異常
・ホットフラッシュ
・起きがけに滝のような発汗
・軽いめまい
・足元にブラックホールが広がる感覚の不安感
・希死念慮を伴ううつ症状
また、更年期と同じ時期に発覚した病気も原因と思われる症状もありました。
・約1ケ月で体重が15kg減少
・約2ヶ月で体重が20㎏リバウンド
・起き上がれないほどひどい倦怠感
50歳を目前にした頃、以上の症状のすべてが一気に襲って周囲の誰もが心配する状態となり、ようやく重い腰を上げて更年期外来を受診。
血液検査などの結果を見た医師が、「なんでもっと早く病院に来なかったの!」と言うほどひどい更年期障害だと判明しました。
今回のエントリーでは、その始まりと思われる「老眼」と、同じ時期から始まった「生理の異常」についてお話しします。
今思えば「老眼」が更年期の始まりだった
今思えば、老眼が更年期の始まりだったと思います。
40代に入る少し前に小さい文字が読みづらくなり、おかしいと思って眼科に行ったら老眼の診断を受けました。
眼科医曰く、視力がいい人には早く老眼になる人が多いそうです。
私は昔から視力が良く、今だって健康診断で視力を測ると1.2以上。同じく視力が良かった親も30代後半で老眼鏡ユーザーになっていたので、老眼の診断を聴いて「なるほどそういうことか」と深く納得しました。
もうそういう年になってしまったか~とは思いましたが、意外と冷静にその事実を受け止めていたと思います。
老眼発覚と同じ時期に「生理異常」が起きた
老眼の発覚と同じ時期に起きたのが、生理の異常です。
私の場合は出血が異常に増えたほか、それまで判を押したように規則的だった生理の周期が崩れてきました。
あまりに出血が多いので外出を控えざるを得ない時期もありました。
その時更年期の訪れに気づいて更年期外来を受診していれば、後に精神科に通うこともなかったでしょう。また、受診していた精神科病院をめぐる(自分には関係ない)トラブルに巻き込まれることもなかったはずです。
そのことを思い出す度に「あの時なんで更年期だと気づかなかったかな~」
と悔やんでしまいます。
……というわけで、今日はここまで。
いかがでしたか?(笑)
私の経験から言えば、老眼が始まったらそろそろ更年期だと考えてさしつかえないと思います。
また、生理の異常は多くの人が更年期の始まりに経験していると今の主治医から聞いています。(今もなお更年期障害の治療は続いています)
これから更年期を迎える人や、現在更年期なのにそのことに気づいていない人には、ぜひ早く気づいて更年期外来を受診してほしいです。
……というわけで、今日はここまで。
次は精神科受診や病気発覚のきっかけになった
・希死念慮を伴ううつ症状
・約1ケ月で体重が15kg減少
・約2ヶ月で体重が20㎏リバウンド
・起き上がれないほどひどい倦怠感
あたりの体験をお話しします。
いきなりヘビーな展開になるので、次回のエントリーを読む方は心の準備をお願いしますね♪
独り言:ここまでで執筆時間約1時間か……相変わらず書くのが遅いわ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?