粉末だしや合わせ調味料は「手抜き」なのか?
クラウドソーシングに登録した当初から継続受注案件として書いている家事関連のブログ記事執筆途中で、私自身も普段の調理で利用している粉末だしや合わせ調味料についてメーカー名など正確な情報の裏付けのために情報を検索していた時、ある文章に目が行き驚きました。詳しくはこちら↓
「クックドゥ、ほんだし、甜麺醤など合わせ調味料使う主婦や女子は手抜き料理論争がネットで炎上」
(リンク元:「嵐のリーダー大野智という男の秘密」)
いやあ・・・びっくりしましたねえ。今時そんな時代錯誤な事を言う人間が多数いるとは。世の男子はどれだけ女子に高い料理スキルを求めているんだ?というか、手抜きと豪語しているあなたはそれを毎日やってるの?と呆れましたよ。そりゃ炎上して当たり前だわ・・・
かつおぶしやこんぶ、煮干しなどの天然素材からだしを取ればそりゃあおいしいに決まっています。主婦として家庭の食卓を25年も任されていれば毎日ではありませんが天然だしを取って煮物や汁物だって作ります。
けれども昼夜問わず母乳をゲーゲー戻しながら泣きわめく乳飲み子や目を離せば高層階の窓から身を乗り出してダイブしかねない幼児が家の中にいる状態でそんなことに手間暇かけていたら、下手すると子どもの命に係わりますので恐ろしくてできません。
また、大きくなればなったでお腹を空かせた食べ盛りの反抗期小中高生が「ご飯まだ?!」と険しい顔でうめく中、いかに早く大量の料理を作るかが勝負となりますので、大げさではなく天然だしにこだわろうものなら朝から晩まで台所に立っていなければならないほど料理に時間がかかることになります。
さらに言えば、最近はフルタイムの共働きで生活を支えている夫婦も多い中、前述のように残業で遅くなってへろへろになって帰ってきてもそれが40年ないし50年ほぼ毎日できるか?と問われれば、恐らく男女を問わず10人が10人全てが「不可能です」と言うと思います。
多分「手抜き」と言っている人で「自分は天然素材からだしを取るから」と言っている男性諸氏はおそらく独身の料理好きで、それも時間のある時限定でやっているのだと思います(違っていたらごめんなさいね)。最近の男子は私の世代のオトコどもと違い、料理を嗜む人が増えてそれは大変結構な話なんですが、私から言わせれば自分や彼女、友人のためだけにたまに時間をかけて作るこだわり料理は趣味の範疇にすぎません。
日々の生活の中で必要な「家族の為の料理」は、そんなに甘っちょろい考えでは到底続きません。お腹をすかせた家族が泣いたりわめいたりする修羅場の中で作る戦場の如き現場で何年もほぼ毎日家族のために料理し続ける事とはまるでその重みが違います。だから「手抜きだ」と言う者たちにあえて言います。
「家庭料理をなめるな!」
・・・多分こういう事を言えば週末だけでも料理する人は怒るでしょうね。でも、市販の合わせ調味料や粉末だしを使うのを批判する事も同じなんですよ。出来合いのおかず買ってるわけではなくちゃんと野菜などの食材から作っているのだからどんな調味料を使おうが料理は料理。それ以上でもそれ以下でもないんです。私が言いたかったのはそこです。
内職(小遣い稼ぎとも言う)前のウォーミングアップのつもりで書き始めましたが、ここで予定時間15分オーバーの45分になってしまいました。そろそろ内職に戻ります。
今日の仕事が一段落ついた時点か明日、家計のやりくりという視点からの粉末だし、合わせ調味料に関する私自身の考察や、それらの調味料の上手な利用法について簡単にまとめた記事を書きたいと思います。もちろんどこかのサイトのパクリなどではなく全て自分の経験をもとにして書きます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?