ネトフリ新作ドラマ「FOLLOWERS」が面白い。
社会現象を巻き起こした「全裸監督」に続く、NETFLIXのオリジナルドラマとして「ヘルタースケルター」の蜷川実花監督、役者にはエロイザの名で若者を風靡する池田エライザや中谷美紀、浅野忠信などを擁する、NETFLIX最大規模のドラマが2月末に爆誕した。
見終えた方は存分に余韻に浸りながら、まだの方はこの記事で期待が高まるでしょう。それほどまでに、この作品は確かに面白い。
今回、ぼくがこのドラマを推す理由。
① 人生観を壊しにかかる尋常じゃないメッセージ性。
② 圧倒的な世界観。蜷川監督はこの点において日本トップクラス。
③ どちゃくそリアル。今のネットの描き方、おっさん監督には描けない凄まじきリアリティ。
④ 池田エライザが可愛すぎる。そこのボーイ諸君、これだけでも価値あります、マジで。
では、詳しく。
<尋常じゃないメッセージ性>
これが一番の推す理由。
このドラマのテーマは 華の世界×カッコイイ×女
女性写真家として栄華の最中にいるリミ、売れない女優のナツメ、落ちぶれた歌姫・sayo、元天才子役で人気YouTuberのヒラク、、、。それぞれ違う、けども華の世界に生き、挑みもがき転落し這い上がり、それらが交錯して、SNSが加速させて、目まぐるしい人生を駆け抜ける爽快すぎる物語!!
「汝の道を進め、そして人々を語るに委ねよ」
このドラマの一番伝えたいことです。どのキャラクターの行動真理にも一貫していること、それがこの“汝の道を進め”というメッセージです。
時代に流されるな、SNSの声に囚われるな、お前の美学を貫き通せ。
言うのは簡単だけど、これを体現するキャラクターたちが本当にカッコイイ。シンプルにカッコイイ女性を描きぬいて視聴者の胸ぐら掴んできますよ。
「お前は、一歩踏み出して世界を切り開いていく勇気があるか?」って。
<圧倒的な世界観>
華やかな東京の世界、蜷川監督の代名詞である赤系統のかわいカッコイイ世界観。これは絶対にほかの作品にはない、蜷川実花の世界です。そのバックにあるのは日本ドラマでは不可能な資金です。民法の一ドラマで一本数億円なんてお金の使い方は不可能。その資金的利点を最大限に活用し、部屋のディテールまでとことんこだわって、ブランドものを惜しみなく使い、数多くのサプライズ演出を用意した。
グッチやティファニーを始めとしたブランドの暴力、そして沢尻エリカや川谷絵音、中島美嘉、渡辺直美といったファンを沸かせるサプライズキャストに、バックミュージックも豪華や豪華。そして、一番湧き上がるのは最終回・ラストシーン・屋上で。池田エライザが階段を駆け上がり、スターへ向かうーーーー、流れる重低音。来ますよ、最後の最後にビッグサプライズが。
Perfumeで「TOKYO GIRL」
<どちゃくそリアル>
この手のSNS系ドラマって普通のドラマだと一時代遅れたSNSの描き方をするんです。だから、ドラマだなぁって引いて見ちゃうんですがこれは断じて違う。
インスタも、YouTubeも、芸能界も。ちゃんとこの東京で起こってるドラマなんだと、すんなり感情移入している自分がいるんです。そのリアリティはうわつかないんです。地に足付いた物語としてその人の生活に、教訓に、未来に息づく。
<池田エライザかっわいい>
中高生男子たち、これだけで見る価値アリ。今まで池田エライザを知っていた人、知らなかった人、全員、FOLLOWERSの池田エライザという女優は間違いなく今の日本で三本指に入ります。
一位はもちろん広瀬すずなので日本一とは言えませんが、今田美桜・松岡茉優・
清野菜名・浜辺美波らの5大女優に追い付き、3本指に入るような可愛さです。
恐れるべきは今作は可愛いとカッコイイを池田エライザが兼ね備えていること。
恋人ヒラクとのラブシーンではとろっとろの甘えっぷりで可愛さを。しかし、女優モードに切り替われば一気に目つきが変わり、カッコよくなる。池田エライザは化け物じみた女優です。
どうです?FOLLOWERS。
「欲深くなくちゃ何も始まらない。」
「生きるって最高に面白くて素敵なことよ。」
「はじめの一歩を踏み出せるものこそが新しい世界を切り拓く」
「経験値があるからこそ、開けられない可能性への扉がある。」
「知らず知らずのうちに傷つくことを避け、いつの間にか諦めることが増え、諦めることが忘れてしまう。」