接点復活剤について
私のnoteは、やたらとオーディオ関係のエントリーが多くて、もはやカウンセラーサイトではないように見えかねないくらいだが、最後に、実は古くからのオーディオマニアによく知られた、「必殺技」をもう一つ公開しておこう。
コンセントの電源プラグもソケットも、実は長年の使用や、抜き差しすることによって、錆びたり、汚れがたまっていたりする。
接触面積そのものが狭くなっていると言える。
これは、実は電気の伝導率と純化に、大きな影響を与えている。
これを解消するのには、コンセントの、プラグとソケットの穴を磨き上げる必要がある。
紙製の軸の綿棒を二つ折りにして、綿の方でプラグを、軸の方をソケットに突っ込んで、何度も抜き差ししてみて欲しい。
綿や紙製の軸が、それこそ真っ黒になるであろう。
この際に、「接点復活剤」と呼ばれる、特殊な油を、綿棒の綿と軸に塗布すると良い。
このことを、できればパソコンや音響機器の電源に至るすべての接点に(延長コードについても)やってみる。
何なら、USBケーブルの接点についてもやってみていいかもしれない。
これをやると、それこそ「劇的に」音が変わる。
このことに気づかない人は、「絶対に」いない。
この「接点復活剤」は、オーディオ用の、実に高価で、少量の瓶の製品が、いろいろな種類発売されているが、実は、何のことはない、電気工事の人が使う、500円前後の、殺虫剤くらいのサイズがあるスプレーでも、効果は全く同じである。
ただし、この接点復活剤については、使用にあたり、絶対守れねばならないことがある。
接点復活剤には、プラスティックを軟化させる副作用もあるのである。
ごく少量使うこと。
せいぜい、年1回の「掃除」に留めること。
これは是非守って欲しい。
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